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地方財政と地方振興

19 名前:すりらんか 投稿日:2000/12/18(Mon) 01:35

>18氏
いえいえ,とんでもありません.財政はぼくも素人なんで,
ちょっと割り引いてきいといてください.地方債はまず第
一歩として「その地方にとっての借金であること」が第1.
現状では結局は国の借金……批判覚悟で書くと都市部の借
金ってことになっちまってる.次に,地方が自分で歳入歳出
を切り盛りできるように,地方の裁量の余地を広げること!
ここまで来れば自治体は情報公開を余儀なくされるでしょう.

なんで地方に裁量を与えないのか私には全然理解できない.
もちはもちや!○○県のことは○○県が一番わかってるだろう.
地方自治制限論のなかに「地方に任せると選択を誤るかも」み
たいなのがあるけど,そういう話を聞くと「ほぉ〜中央官僚は
そんなに賢いのかね」とつっこみたくなります.
20 名前:プロボーラー 投稿日:2000/12/18(Mon) 05:10

旧内務省系と大蔵省の官僚は「ずる賢い」んでしょう。
地方に裁量を与えるんではなく、地方が裁量を行使することから始まるような気がします。自由は獲得するものであると。
でも、悲しくなるくらい、地方行政はボロボロに虫食いされてるし、長年の奴隷根性でやる気のない自治体も多いし、中央があるが故に前近代を封印しているところもあるし。
しかし、情報公開は地方自治体が先行しているし、変り種知事も色々登場していることだし、前向きに考えるところも多し。日本のリージョナリズムは本当に死んでいるのだろうか。
21 名前:こてはん29 投稿日:2000/12/18(Mon) 15:38

では、私から反論をば。

>なんで地方に裁量を与えないのか私には全然理解できない.
>もちはもちや!○○県のことは○○県が一番わかってるだろう.
>地方自治制限論のなかに「地方に任せると選択を誤るかも」み
>たいなのがあるけど,そういう話を聞くと「ほぉ〜中央官僚は
>そんなに賢いのかね」とつっこみたくなります.

すりらんか先生、県庁の人たちと話をしたことないから、
そんな甘いことを言うのでしょう。お上の顔色を伺って政策を
決めているのが実態ですよ。地方自治体って、霞ヶ関以上に
官僚主義的なところですので、現行のままで地方分権を進めると
官僚システムが肥大化して、より状況が悪化してしまうだけに
終わる気がします。むしろ、中央政府の持っている裁量権の多く
を地方に渡さず手放して、簡単なルールに基づく行政にして、
行政改革を進めた方が、ずっといいと思いますよ。

ですから、今の地方分権は、結局のところ自治省の省益拡大に
つながっているだけの気がしますけどね。地方レベルでは、選挙や
マスコミによる自治体のモニタリングがほとんどできていない現状
をある程度は認めないと現実的な議論はできない気がします。
22 名前:ドラエモン 投稿日:2000/12/18(Mon) 16:46

>こてはん29氏に賛成

大店法の廃止が、田舎での実質規制強化になるので、スーパーの出店ラッシュが起こって
いる。6月までに認可を取って、年度内完成かなんかが通産の「自由化政策」の恩恵をう
けられる最後のチャンスだそうです。
23 名前:すりらんか 投稿日:2000/12/18(Mon) 16:46

>県庁の人たちと話をしたことないから、そんな甘いことを言うのでしょう
県庁はないけど,少なくとも都庁を見る限りは中央省庁よりいい印象の方が
強いんだけどね.といっても別に県庁の方が賢いとはいってないよ.どっち
もどっちなんではないかしら.だったら,県のほうが小回りがきく(少なく
とも比較優位は有るでしょう)
>お上の顔色を伺って政策を決めているのが実態ですよ
そうせざるを得ないシステムになっているからでしょう.そこが問題だとい
いたいわけです.地方の人は中央が決めたことで行政が決まるのと,自分の
県によって行政が決まるのではよきにつけ悪しきにつけどっちが納得いくだ
ろうか.

>地方レベルでは、選挙やマスコミによる自治体のモニタリングがほとんどで
>きていない現状
国政がこれをできているとはそんなに思わないなぁ.ただ,地域振興ってのは
これを含めてまで行われる必要があると思うのよ.

>簡単なルールに基づく行政にして、行政改革を進めた方が、ずっといいと
これは言わずもがなだよ.でも行政の仕事がなくなるということではない.ル
ール決めまで含めての分権の推進が重要でしょう.
24 名前:こてはん29 投稿日:2000/12/18(Mon) 18:05

現行での地方分権は、単に地方の役人に権限をばらまくだけに
終わるから、すりらんか先生みたいな意見は危なく思うわけです。

都庁だって、私の知る範囲でも、ひどいのをそれなりに見聞きしますよ。
例えば、「お役人さま!」(講談社)あたりをお勧めしますよ。
地方自治体なんて、日本的組織の典型で、非効率ですからね。

>そうせざるを得ないシステムになっているからでしょう.

そうせざるを得ないシステムって言うのは、買いかぶりだと思いますよ。
今でも、地方自治体の自由裁量はそれなりにあったりするわけですが、
各省庁に政策を決めてもらわないと、決められない雰囲気になっている
わけですから。

>国政がこれをできているとはそんなに思わないなぁ.

国政もそんなに立派ではないけれど、だからといって、
地方政治は平均的に見ればずっと見劣りするのが現状だと
思いますよ。今は権限が少ないから単に目立たないだけですよ。

>ルール決めまで含めての分権の推進が重要でしょう.

順番から言えば、地方分権は規制緩和や行政改革の後からで十分
だってことですよ。初めに多少の見通しは必要でしょうけどね。

#地方に裁量権を与えさえすればうまく行くんだという話を聞く度に、
#ロシアでも共産主義を廃すれば、市場経済が速やかに生まれて
#くるんだといっていた人たちのことを思い起こすんですよね。
25 名前:イナゾウ 投稿日:2000/12/18(Mon) 18:40

 う〜ん。でも、「地方分権推進一括法案」は実現されてしまいました。
これにより、例えば東京都の大銀行に対する外形標準課税や、最近その他
の自治体でも独自の課税システム(財源の確保)を模索したりしていますが
そういう事は決して悪い方向ではないと思います。

 もちろん、試行錯誤は避けられないでしょう。そのコストは県民が払う
べきものですし、それが嫌なら、有能な知事や市長を選択する努力をすれ
ばよいと思います。
26 名前:プロボーラー 投稿日:2000/12/18(Mon) 19:04

大いなる実験に際して、どこの都市に住むのが賢明でしょうか。
27 名前:すりらんか 投稿日:2000/12/19(Tue) 23:39

>ぷろぼーらーさん
とりあえずS根県に住んでみれば?
28 名前:プロボーラー 投稿日:2000/12/20(Wed) 06:43

(爆笑後、憂鬱。)
実際の程度はよく知らないんですけど、○下効果でインフラは良いと聞きますがどんなものでしょう。
○潟は何度もいったことがありますけど、数年前にウルグアイラウンド対策費で掘った温泉に複雑な思いで入りました。
じい様とばあ様と子供がいっぱいいて、それなりに賑わっているところが、またまた不思議でした。
29 名前:こてはん29 投稿日:2000/12/20(Wed) 23:53

足による投票なんて、消極的なものではなくて、
イナゾウさんの言われる通り、有能な首長や議員を
選ぶ努力、時には、メールや手紙で彼らに政策を
訴える努力なんかをしないと、地方分権の前提となる、
地方レベルでの民主主義は難しいですよね。ですから、
理想状態への道のりは長いと思うのですよ。移行
コストも馬鹿にならないでしょう。ですので、私の
意見は分権を正面から推進するのではなく、他の環境が
整ってきてからでいいというものになるのです。

すりらんか先生のお好きな石橋湛山もすでに戦前に地方自治を
主張されていましたよね。しかし、戦後、アメリカをモデルに
して、地方自治の形式は整ったもののその内実がそれほど
伴わなかったんですよね。日本は連邦制のアメリカとは国情が
違うからかもしれませんけど。


( 役に立った! | 元スレ )
30 名前:すりらんか 投稿日:2000/12/21(Thu) 00:07

>地方自治の形式は整ったもののその内実がそれほど
>伴わなかったんですよね。日本は連邦制のアメリカとは国情が
>違うからかもしれませんけど。
19世紀中葉までの流れとしては日本こそ分裂国家なんですけどね
ぇ.明治時代の中央集権化がなかったら日本は近代国家として体
をなしてさえいなかったかもしれない.その意味では(19世紀的
には)必要な政策だったのでしょう.でもひとたび「日本」が完
成してしまえば,それはもうある程度は捨てて良いハシゴだと思
うんですよ.その意味で+自律的に活動可能な条件を整えるため
に,道州制は結構良い政策なのではないかと思っている.





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