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経済と教育・教育と技術進歩

76 名前:先公 投稿日:2000/09/20(Wed) 01:58

>すりらんか氏

 【教育予算投入の効用】

施設・設備に関しては、破損・老朽箇所の補修費用以外は当面不要だと考えています。
コンピュータ関連設備はあってもいいが・という程度の必要性でしかないと。かつて
OHPや放送機材を駆使した「視聴覚教育」、それとアナライザを利用した「情報教
育」で教育の未来像を語っていた時代がありましたが、導入後の実態はご存じの通り。
無駄な出費以外の何物でもなかったですね。鳴り物入りで推進されている「コンピュ
ータ=情報教育」も、腐るだけの代物です。あれはメーカー救済の需要創出策。人材
育成の投資にはならないでしょう。学校教育上有効な利用法など、ほぼありません
から。インターネットで外国の学校と……なんて「国際交流(?)」が関の山だね。
あんなのお遊びですよ、お遊び。思考力なんか伸びません。学校でやる必要性も薄い。
仮に莫大な教育予算を投入することが可能なら、人件費にあてるべきでしょう。
しきりに厨房が指弾?する「質の悪い教員」に甘い汁を吸わせるためではありません。
(何と比較してどう「質が悪い」のか示せないところが「学歴倒れ厨房」の愚かさ)
教員の待遇を向上させる→有能な人材に志向させるだけの価値を教育労働に賦与する
のが目的です。それと同時に馘首・減給も容易にする。それが教育予算を増額し、
わが国の教員の質を向上させ得る唯一の投資策であると私は考えています。
(御説によれば不要かな)
以上の予算投入策には問題点があるかもしれません。ご指摘・ご教示をよろしく
お願いします。
他の点については稿を改めます。
77 名前:すりらんか 投稿日:2000/09/20(Wed) 13:51

>先公氏
ちょっと煽りすぎ.2ちゃんではないので,そんなに攻撃的に
ならんでも,理屈がとおっていればみんな耳を傾けます.

さて,氏の再三ご批判の
1>質が悪いにも関わらず、
2>首にもできず
3>報酬だけが平等に上がっていく
ですが,まず1の問題はこれが正しいことを立証できないと同時に
これが誤りであることを示すこともできません.したがってどう議
論してもこの点は仮定から出発するしかないのです.

2については,69さんの書き方だと「教員恵まれてる」論に聞こえ
てしまうところがあるので,注意しなければなりませんが,重要な
論点です.

>2も、教員と警察官が微罪で簡単に馘首されたり、濡れ衣で「依願
>退職」に追い込まれてる実態を知らずに書いてる。

これは反証にならないです.これらのかく首は効率と関係ないんだも
ん.効率が低いからリストラってのは公務員にはないわけです.それ
どころかこんな微罪で優秀な人が首になるかもしれないというてんは
さらに非効率性の元になるかもしれません.

>3についてはすでに指摘したね。公務員が「上がっていく」どころか
>ここんとこ年俸一律5%カットされて定昇ではなく全体が減俸され

これも同様.「一律」なとこがミソです.

学校教育に効率性の話がなじまないところがあるのは認めなければな
らないでしょうが,効率性の観点も限定つきで重要だと言うお話.
78 名前:すりらんか 投稿日:2000/09/20(Wed) 13:59

>鳴り物入りで推進されている「コンピータ=情報教育」も、
>腐るだけの代物です。人材育成の投資にはならないでしょう。

ひとつだけ有効な方法があるんですよ.コンピューターを
いれて,週に何時間&放課後に自由にいじらせる.ゲームでも
ネットサーフィンでも一切おこらない.勝手にあそばせる.
私なんかは中学時代,違*コ*ーの研究でずいぶんコンピュー
タに詳しくなった.今の高校生なんかもけっこう英語力鍛えて
んじゃない……洋ピンページで.やはり欲望は努力の母ですよ.
経済学的にはコンピューター使用への補助金ってわけ.

ただし,コンピューターを使った小学校教育は,一部の学校で
華々しい業績をあげているとのこと.しかも,共同作業として
……興味あるところですね.
79 名前:ドラエモン 投稿日:2000/09/20(Wed) 20:53

>先公さん

経済学徒に幻想抱いちゃいけません(笑)。いつも、すりらんか氏の強調するよう
に、経済学って奴は、良くも悪くも複雑な現象を整理して、数学的に操作可能な形
に定式化し、そこから有意味(検証可能)な命題を演繹して、それをデータに突き
合わせる学問です(希望的観測だけど)。

科学一般にそうだけど、高い思想性とか無くても、然るべき手続きを経れば意味の
ある議論(=単なる信念の表明仕合とか、誹謗中傷合戦ではない)が可能な形式で
あるというのが、社会科学の中では最も進んでいる分野(実験心理学もそうらしい
<=小室直樹御大の年来の説明)だということです。

ですから、結果的に、経済学やってる連中は、比較的冷静な議論をできるように訓
練されてるケースが多いだけで、人格的(?)優位性はもちろんゼロですからね。

そこに、先生の教育問題の解説みたいな「未知との遭遇」があると、みんなヘェー
というもんで、よく考えてないうちに発言すると厨房の本質が暴露しちゃう(大笑)。

あんまりレス付かなかったのも、無視してたとかじゃなく、なにを言えるんだろうと
考えてたんだと思いますよ。
80 名前:先公 投稿日:2000/09/20(Wed) 22:13

ドラさんとすりらんかさんにそう言われちゃうとなあ(苦笑)。
こっちも大いに煽ってたのは間違いないんで、反省します(恥入)。

もっと財政とか投資の効率とか、ゼニの問題絡めてお話がくるかと思いきや、
そうでない方からだったのは大いに意外でした。それと、ぼけ老人さんのご質問には
恐れ入りました。よそで渦巻さんにちょっと絡んだときに書いた自己学習力と並び、
論理的(とりわけ数学的)思考力の育成って、今後の大きな課題なんです。これに
ついては学校教育でこの程度の改善・学習支援が今後可能だろう・この程度のことしか
実現は期待できないだろう、というのを少し時間を置いてまとめてみたいと思っています。
恩師に「そろそろ論文書いてください」と催促されてることもあり(いい歳こいて、まだ
入「院」患者やってます)、ちょっと最近、煽りばっかしで内容が薄く、申し訳ありません。
81 名前:ドラエモン 投稿日:2000/09/20(Wed) 22:34

>80先公

ただね、経済学やってると確かに現代の日本の教育の問題に直面することも確か。
毎度、ここで書かれてるように、数学イヤで文系来たら、工学部より抽象的な数学
やらされて、一学期(連休前)で即死という例が多いから(藁)。

高等教育が情報化社会で決定的に重要な投資だというのはアメリカを見れば明らか
だと思うんです。初等・中等教育は破綻してるのに、少数のエリートを高等教育で
育成して、これがコンピュータの力を借りて、形勢逆転したのが90年代だから。

もちろん、その日陰でデジタルデバイドという奴(ホントは高等教育受けてるのと
そうじゃないのだけど)が深刻化する一方。果たして、社会的統合を維持しつつ、
今までの戦略を続けられるかアメリカ人自身は反省している。だから、大統領選挙
の争点が、大学教育への国家補助のあり方なんだよね。
82 名前:ドラエモン 投稿日:2000/09/21(Thu) 11:55

>先公さん

「金融業界で仕事を・・・」のスレで、

>大学での高等教育=学問をこなす力は、自己学習力にほかなりません。口
>を開けて親鳥が餌を運んでくれるのを待ってるピヨピヨ気分の連中には高
>等教育なんか施す必要はない。施す意味もない。

というのには、全面的に賛成なんです。だけど、大学で何するかの予告をし
ないと、偏差値だけで文系なのに筑波の医学部進んじゃうみたいな現象は防
げないんじゃないでしょうか。上で上げた投資効率にもかかわるんだけど、
日本でまともに「文系」でサイエンス教えられる先生の数は極端に少ないの
で(研究者以上に少ないような気もする)、ある程度覚悟のあるのを良い学
校に回さないと社会的損失は大きいような気がする。

ただ、難しいのは渦巻き女史みたいに、後で目覚める人も多いから、あんまり
早くセレクションしちゃいけないってのも分かるんだけど・・・。
83 名前:先公 投稿日:2000/09/21(Thu) 22:02

20代末に別な学問はじめるために「入院」した私は、やはりコース選択制度が固定的な
システムだったり、セレクションが早かっりしたら現在の自分はなかったと思っています。
ですから、渦巻き氏が別スレでお書きになってたことはよくわかる気がします。
その意味で51に書いたコース選択の柔軟性は今後も維持した方がよいと考えます。以上は
体験的な実感。
84 名前:ドラエモン 投稿日:2000/09/21(Thu) 22:33

>83
少々書き方悪かったみたいです。早期セレクション云々より、僕が言いたかったのは
高等教育の前に教育内容のガイダンスが必要だろうと言うことです。本来は、現在の
教養課程というのが終わってから専門決めるのが筋ではないかということ。あるいは、
いっそ教養課程程度を大学入試のレベルに設定して、よくある「XX大学の経済学部
から文学部まで4学部通して受験」なんていう連勝複式馬券の購入みたいな受験戦争
を終わらせた方が良いだろうと言うこと。それだけでも、大学の教育効率は大幅に上
昇刷るんではないですかね。
85 名前:先公 投稿日:2000/09/22(Fri) 03:00

高校生の進路決定をみていると、ガイダンスはたしかに必要だと感じます。ご提示の二案
 1 教養課程を終えてから専門を決める
 2 大学入試のレベルを教養課程程度に設定する
では、1が本筋かと。これは間違いなく教育効率を高めますね。仕方なく進むことが可能な
専門に……という進級者を確実に減らせると期待できますから。そして、デモシカ進級者を
ゼロにするような改良は不可能で、遅咲きの学生はどうしてもでてしまいますから、1以上
に効果をあげる措置は取りようがないとも思います。
2については、センター試験改定に関する所感(レス39)で少しだけふれたことを補足して
みます。受験科目の増加(ドラエモン氏の提示とは異なる)、あるいは試験内容を現状より
も高度化する試みは、中等教育段階での教授と学習に一定の質的向上をもたらすと期待でき
ます。目標に合わせて学習のレベルと量を決定する、という学習者自体の行動にも無理なく
合致しますから。さらには授業実践をおこなう際に学習者側の要求を教員も意識し、汲み入
れる努力を若干なりとも払うと期待できます(勘案しない教員も少なくないと予想されるに
せよ、全体としてプラスに働くでしょう)。ただし、合格定員があらかじめ決定されている
という条件下での努力となりますから、学習を通じ習熟すべきレベルの目標が「合格点」に
よって抑えられるという弊害からは逃れられないと思われます。合格するレベルに到達する
=合格定員の員数内に入れる でよいことになる以上、合格→入学する学生の質的向上は
改変後、数年で停滞し、最良で維持、実際にはゆるやかな下降に転じる可能性が大です。
(共通一次→センター試験が踏んだ轍ですね)。付言すれば結局、教育の「剥落」現象の
温床となることは確実と思われます。そんなわけで、よほど毎年の試験の傾向に変化を
持たせなければ、2の方法は割合早期に限界を露呈すると予想されます(傾向を変化させ
るのも学習効果を下げる弊害をはらみます→傾向がつかめないなら勉強してもムダ……)。
86 名前:こてはん29 投稿日:2000/09/22(Fri) 03:19

お久です。

>よくある「XX大学の経済学部から文学部まで4学部通して受験」
>なんていう連勝複式馬券の購入みたいな受験戦争を終わらせた方が
>良いだろうと言うこと。

全くその通りです。
ただ、就職時に大学名だけが有効な、変な学歴主義が信じられている
ことが原因としては大きいと思いますよ。そちらが変わらないのに
入試のシステムだけをいじっても、ろくなことにならなかったのは、
これまでの歴史が証明している通りです。

まあ、現在進行中の学力低下を背景に、学部教育がまるごと
かつての教養教育に移行するという説もありますね。
専門教育は、大学院で行うと。でしたら、大学院では、
就職を挟むのも含めて、進路変更は容易になるでしょうね。
実際、現在の日本の過半の学部での経済学教育なんて、
数学の教養がある人ならだれでもキャッチアップ可能
ですから。

また、

学部卒新規採用+長期雇用+OJTによる企業内教育

といったこれまでの雇用モデルが崩れつつあるので、
勤め先を辞めて大学院に入り直しても、若いうちなら次の
職を探すこともそれほど難しくなくなるでしょうしね。


( 役に立った! | 元スレ )
87 名前:すりらんか 投稿日:2000/09/22(Fri) 23:45

>こてはん29さん
お久しぶりー!どうしちゃってたんですか?
>学部教育がまるごとかつての教養教育に移行
>するという説もありますね。専門教育は、大
>学院で行うと。
ただこの方法だと,大学教育ってなんなのか分
からなくなる気はしますよね.むしろ教養2年
専門2年の旧パターンに戻すほうが大学本来の
機能のような気もするし.
まぁ,どんな方法で行くにせよ,大学教授の教
えてやるからききたきゃ聞け!の路線はちょっ
と考え直さなきゃだめだ.研究者養成ならいざ
知らず(<これも良いとは思いませんが),今
や大学ってのはビジネスマン前に身につけるべ
き知識をあたえるという機能のウェートが高い
はずなんだから.さらに教養教育まともに出来
る先生なんているのかな.
88 名前:ドラエモン 投稿日:2000/09/23(Sat) 00:26

今後のアメリカ経済の成長に関連して、グリーンスパン連銀議長が数学教育の重要
性を強調するスピーチを行ったそうです。(<日経夕刊)まぁ、円周率=3でもか
まわんけど、数学・科学教育のウェイトがドンドン下がっている気がするのは気の
せいでしょうか?工業高校再建も重要なのはわかりますが、当面は科学教育の強化
が必要な気がします。

これは、以前から言われてることですが、物理で速度・加速度を教えるとき、微分
は使わず公式暗記させるというのは今も続いてるんでしょうか?学問の広がりって
いうのを縦割りで排除し、大学院でソウカンなんとかなんてやり始めるのは、はっ
き言ってナンセンスそのものですよね。

経済学を勉強してて途中下車しちゃう(まぁ、僕も終点近くで途中下車ですが)の
は、大体の場合、個々の命題が全体のコンテキストに置いて初めて意味を持つとい
う感覚の欠けたタイプが多いような気がするんですが、上述のような物理教育に代
表される「縦割り思考」が、そんな被害者を増やしている気がします。
89 名前:すりらんか 投稿日:2000/09/23(Sat) 00:37

科学教育の重要性は強調しすぎてし過ぎることのない
話だと思います.しかも,それは公式暗記とかではな
く,その原理を教えるという点において.理科なんか
は暗記で教えられるとホントつまらないですからね.
力学だけで3年使ってもかまわないから,理屈を教え
るように何とか考えなければ.

>経済学を勉強してて途中下車しちゃう
これは,経済学教師のせいも多分にあるでしょう.ミ
クロを全部最大化問題の解法を使って教えている……
と「自慢」しちゃうおばかさん(<12年生に!)まで
いる始末.教養のミクロなら微分いっさいなしでもバ
ッチリ原理を理解させられるようにならなきゃ.その
上で,厳密には数式で示すと……ってやっていかなき
ゃ,ド文系のひとには何がなんだか分からないとおも
うし,興味もわかんでしょう.
90 名前:先公 投稿日:2000/09/23(Sat) 01:13

>学部教育がまるごとかつての教養教育に移行
>するという説もありますね。専門教育は、大
>学院で行うと。

これだと結局、中等教育を4年引き延ばして完成させることとほぼ
同義となると考えられます。だが中等教育の完成にそこまで時間を
かけて見合うかと言えば、疑わしいですね。
91 名前:先公 投稿日:2000/09/23(Sat) 01:33

 >こてはん29氏

>就職時に大学名だけが有効な、変な学歴主義が信じられている
>ことが原因としては大きい

え?これは企業の人事担当としては当然の判断なのでは?
大当たりの人材を発掘することよりも、はずれの少ない人材を確保することを
優先するでしょうから。で、学歴で選ぶ。問題がないとは言わないが、人材選考法
として理にかなっていると思いますよ。これを企業の外側から変えるのは無理でしょう。

もう一つ、これは上記とつながりがないけれど、
>入試のシステムだけをいじっても、ろくなことにならなかったのは、
>これまでの歴史が証明している通りです

これを私ども教育学の人間は「制度の発見=本質的な改革法の発見 ではない」
と表現します。これを理解することは教育改革の本質を理解するための第一歩です。
まず制度の改革から……それと並行して……ならわかるのですが、そこで議論が
止まるので、私らはマスコミが喧伝する「教育改革」の主張に価値を認めないのです。
共通一次→センターへの制度改革が学力低下という失敗をもたらしたように、
旧制度への復古主義も何らの解決をもたらしません。なぜそうなのかは追って。
92 名前:ドラエモン 投稿日:2000/09/23(Sat) 02:48

学歴=学校名だというのがね。現実は、まぁそうなんだろうけど・・・。
93 名前:先公 投稿日:2000/09/23(Sat) 03:29

91の続きを書く前に……
【「教育改革史」一口メモ】
昭和45(1970)年以降、改訂を重ねてきた学習指導要領では、教授する「内容の
精選」=削減が一貫して掲げられてきました。「知育・詰め込み中心」の改善、学習者
の負担軽減を目的としたのですが、もたらされた効果は周知の通りです。学習指導要領
は公立学校の教育に対し強い拘束力を持ちますから、30年間の「精選」続きの中、
公立学校における教育の実践は、よくここまでの学力(知育)レベルを確保するために
努力してきたと、むしろほめてやるべきでしょう。自覚的な教員の地道な工夫による
ところが大きい(そうでない者が多数いるが)。現状はぎりぎり維持されているのです。
けれども完全週5日制による時数削減と同時に(…に伴う・でないことに注意)今次の
改訂がうたうのは「精選」の完成=「全教科の教授内容を一律30%削減」すること。
小学校で台形の面積の算出法を教えない、円周率を3に単純化するetc.はここから出た
発想であることに注意してください。少ない時数で・簡潔に教えるという方針に基づいて
います。時数減と内容の30%削減(今次改訂では「内容の厳選」と表現)。今後は現場
のどんな工夫をもってしても、現状の学力水準を維持することは不可能です。ですから、
学力の低下はさらに進行して当然。むしろ、維持向上を期待する方に無理があります。
この点については認識をお願いします。
ところで、今次改定方針に対する批判の声は、現場教員からあがっただけでないところ
に特徴があります。従来は現場からの批判のみで、黙殺されてきましたが、今次は学界
はもちろん財界、保護者団体など多方面からあがっています。いずれも学力低下を憂慮
する立場からです。この広範な批判を受け、文部省は9月に急遽、補足の説明を公表し
ました。いわく、「従来10年ごとの改訂時におこなってきた学習指導要領の見直しに
ついては弾力化し、必要と判断した場合の随時とする」云々。今後の動向に要注目です。
94 名前:先公 投稿日:2000/09/23(Sat) 03:35

補足:「内容の精選」→「厳選」はすべての教科に影響を与えますが、
とりわけ何を教えるかが単元ごとに明示されている理数教科は直撃の対象と
なります。以上は煽りではありません。現場の常識。
95 名前:先公 投稿日:2000/09/23(Sat) 03:38

ということをご承知おきください>ALL
96 名前:ドラエモン 投稿日:2000/09/23(Sat) 07:00

恐る恐る訊くんですが・・・。教育内容の「厳選」っていうのは、誰が主導して
進めてるんですか?もちろん文部省なのはわかりますが、文部省にとってなにか
利益になるようなことあるんですか?それとも、(ここが怖いんですが)教員に
とっての利益ですか?あるいは、なにかヘンテコなイデオロギーが、例えば知育
偏重が受験戦争=青少年の不健全化の原因とか、支配的なんですか?

公共事業とかは利権構造がハッキリしてるんで(実行可能かどうかは別にして)
対応は考え安いんですが、この件はどうもそこがわからない・・・。





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