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経済板ロビーVol.19

735 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 15:48

>>718
タームがわからないなら聞けばよいのに…(苦笑)。オレの専門は経済学では
ないので、経済学以外の用語を使うこともありうる。

>>782に上げられた>>692及び>>696に対する批判は全く同じことを言っており、
これが出た理由は「共時的」というタームの意味を誤解しているということだろう。
ちなみに、>>692においてオレは、「共時的」というタームをソシュールの用語法の
意味で用いている。

>>692の趣旨は、過去の実績から、経済の均衡点はここであろうと経済主体が
期待を形成して行動する結果、経済は均衡点に至るということを前提としている。
ここで、理想的な合理的期待形成モデル、即ち完全剛体的モデルでは、かかる
調整は即座に生じることになるが、実際はそうではないから、経済の実情と均衡
点には乖離が生じうることになる。上記の意味における均衡点は、経済をそこに
引致するアトラクタの機能を有するものと解釈することが可能である。

 ここで、マクロ経済政策の目標が、「我々が死ぬ前に」経済を均衡点に至らせる
ことであることを考えると、その力のかけ方は、経済をアトラクタに向かわせる
パスの方向に沿ったものとなるべきことになる。従って、政策当局は、パスの方向を
算出した上でマクロ経済政策を打つことになる。ところが、この点につき、このマク

経済政策によって、均衡点の位置(と各経済主体が期待するところ)は変化して
しまい、もってパスの位置も方向も変化してしまうから、そのマクロ経済政策は
必ずしも有効なものとはなりえない、というのがルーカス批判であると理解してい
る。つまり、乖離の存在の承認がルーカス批判のキモということである。
 ここで、単にこれのみで話が終われば静学的モデルの話となるが、経済の均衡点
への漸近ステップまでを考慮の対象に入れると動学モデルの話となるから、動学
静学の違いはそこまでの重要性を持ち得ない(この点に関しては後述する)。
736 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 15:49

(続き)
 というのは、理想的な合理的期待形成主体は、動学的な漸近過程及び
それに応じたマクロ経済政策の発動までを無限に期待に織り込んでいく
はずであるわけだから、動学モデルの採用は、ルーカス批判への完全な
回答とはなり得ないはずであるからである。従って、有効なマクロ経済
政策とは、ルーカス自身がいうように、合理的経済主体が「びっくりする」
ようなもの、即ち完全に非合理なものでなければならないことになる。
しかし、合理的な主体は、そのような非合理な政策を採用することはでき
ないから、そのような政策が取られることはないとなるはずである。(政策
当局が狂人らにコントロールさせている場合は話が別だが、そのような
状況は理論的考察の範疇を越えている)。
 というわけで、期待を組み込んだ動学的モデルでは、実はルーカス批判を
完全にはクリアできないということがわかる。

 以上に従えば、ありとあらゆるマクロ経済政策は無効ということになる。
しかしながら、この結論は余りに感覚に反し、また夢がない。ということは、
ここまでの論理のどこかに不適切な仮定が紛れこんでいるということになる。
 これについては、「無限に期待に織り込んでいく」という部分がおかしいの
ではないか、ということがすぐにわかる。従って、この部分をおかしいと考え、
織り込みは一定の有限範囲に留まるということに仮定を置き換えてみる。
そうすると、「びっくりする」政策を打つ可能性が出てくることとなる。しかし、
織り込みの有限性を仮定するということは、当然に、合理的期待形成仮説を
放棄し、適応的期待を採用することと同義である。これを共時的に言い換え
れば、経済主体の意思決定における情報の不完全性を仮定するということ
となる。このような意味で、ルーカス批判は、共時的問題と解釈することが
可能となるのである。
737 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 15:51

>>729
明らかな誤りである。期待インフレ率、実際インフレ率、実際名目金利
及び期待名目金利は独立の事項であるから、過去のある時点においての
各々の測定から、その時点での期待実質金利と実際実質金利を共時
的かつ別々に算出できる。定義により期待実質金利=実質金利といえる
場合は、将来に関してのみである。
 なお、「定義により」でなく期待実質金利=実質金利といえる場合は、
期待インフレ率=実際インフレ率かつ期待名目金利=実際名目金利と
いえる場合のみである。
738 名前:ドラエモン 投稿日:2008/05/03(Sat) 16:22

金利ってのは、今日借りて来年でも10年先でもいいけど、将来返すときに付ける借り入れの
コストあるいは貸出につくオマケ。だから、現在の金利は将来を内包してんの。将来と無関係な
金利なんてものは存在しない。だから、それを実質化するインフレ率は、すべて現時点で将来に
かけて実現すると「予想」あるいは「期待」したインフレ率。だから実質金利は定義により、
期待(あるいは予想)実質金利。観測された実際のインフレ率ってのは、過去の時点、たとえば
1年物の金利だけ考える。

去年の物価が100で今年110になった場合、去年の名目金利が10%なら、去年の実質金利
がゼロであったということができるだけ。でも、これは完全予見あるいは合理的期待が成立して
居ない限り、去年時点での経済行動と関係ない。去年の経済行動は10%の名目金利から、去年
に予想した1年後のインフレ率。

それにしても、いい加減俺様経済学は止めなさいよ(笑)
739 名前:ドラエモン 投稿日:2008/05/03(Sat) 16:25

訂正。

誤>観測された実際のインフレ率ってのは、過去の時点、たとえば1年物の金利だけ考える。

正>たとえば1年物の金利だけ考える。観測された実際のインフレ率で計算する実質金利っての
は、こうやって計算する。一年前の時点で考えてみよう。
740 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 16:36

>>738
救いようのないおバカさんだなw

2年前に「1年後の金利はこうなる」と考えていたものが2年前の
期待名目金利であり、その1年後から2年前を振り返って見た実際の
金利支払額の元本に対する比が実際名目金利である。1年間という
期間は(概念的には)無限少に縮減できるから、その極限値として
2年前の実際名目金利を定義することが可能となる。この、2年前の
期待名目金利と実際名目金利は、既に過去の事象であり、インフレ率に
ついても同様の話が成立するから、2年前の時点における期待実質
金利と実際実質金利は別個のものとして把握することができる。


お前、これを>>737から理解できないのなら、そーとーのバカだよwww
741 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 16:54

>>738
ついでに言っておくと、もちろん1年後に関しては、実績からの逆算と
いう方法が採り得ない以上、「定義により」、「現時点で語られる
将来の実質金利」とは期待実質金利でしかありえない、ということに
なる。この旨は既に>>738に書いておいた。

なお、しかしながら、1年後においては、>>740で述べた方法により、
「1年後から見た現時点の実質金利」につき期待と実際を別個に把握
することが可能である。従って、実際に数値の確定はできないものの、
やはり、現時点における実際実質金利は、現時点における期待実質
金利とは、概念的には別個のものとして把握される。
742 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 17:15

あー失礼。>>740の第一文は不正確だな。以下のとおりに訂正する。

2年前に「今後1年間(別に1年でなくてもよいが)に、ある借入を
したら、これだけの金利を払わなければならないであろう」という見込額の
想定元本に対する比が期待名目金利であり、(以下同じ)
743 名前:名無しさんの冒険 投稿日:2008/05/03(Sat) 17:31

クルーグマンって、ルーカスやバローの合理的期待形成理論を、馬鹿
馬鹿しい程現実離れしていると批判してますよね。それとNKモデ
ルで扱う期待は違うのですか?矢野さんや加藤さんによればNKモ
デルは実証的なパフォーマンスが高く主流になっている、後ろ向
きの期待を取り入れたハイブリッド型もあると聞きます。駆け込
み需要のような現象を考えると期待が経済に作用するというは理
解できるんですけど。
744 名前:ドラエモン 投稿日:2008/05/03(Sat) 17:44

まあ、救いようのない馬鹿だというのには特に反論はないけど、君の言う期待実質金利というの
は典型的な俺様解釈。君も昔は口は悪いがユーモアのある人だったけど、柄の悪いのと論争して
いる間に、相当にねじれちゃったみたいねぇ。僕も気を付けようっと(笑)
745 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 17:51

>>744
「典型的な俺様解釈」とのたまうなら、その論拠を上げてもらわないと
困るな。「典型的な俺様解釈」だというキミの主張が「典型的な俺様
解釈」であるという可能性もあるからなwww

最後の一文を見る限りは、人の振り見てわが振り直せということまでは
概念的には理解できているようではあるが、実践は伴ってはいない
ようだなwww


( 役に立った! | 元スレ )
746 名前:ドラエモン 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:01

だからぁ、今日の1年満期の債券の金利は貨幣表示の「名目」金利でしょう?ところが、1年後
に返す金額と元本額の差額が実質利子でしょう?で、これと元本の比率が「実質金利」でしょう

ことろが、今日現在は来年の貨幣の実質価値は「予想」しなきゃ分からないでしょう?だから、
今日の実質金利は、定義によって「予想実質金利」なの。

こういうことは、ちゃんとした先生なら講義で教えてくれるが、普段は適当にながしてるの。
なぜなら、昔の経済学は定常状態を暗黙の前提にしてるから、過去も将来も同じだから。

こんな話だから典拠と言われても困るが、岩菊の「金融論」(有斐閣)には、これを強調して
説明してるけどねぇ。まあ、あんなのは「典拠にならねぇ」と言うんだろうけど(笑)
747 名前:すりらんか 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:03

う〜ん.うすうす予想はしていたけど,
基地外に刃物
人文系批評家に相対性理論
だな〜氏にスティグリッツ
だったみたいだね.

ルーカス批判という呼称の元になった彼のモデルは常時均衡モデル.よっ
て君の言うごちゃごちゃは全く関係なし.

>有効なマクロ経済政策とは
>合理的経済主体が「びっくりする」
>即ち完全に非合理なものでなければならないことになる。

これも全然駄目.昔の公務員試験のあんちょこ本にはこういうこと「予想
された政策は無効云々」書いてあったけど,それは完全に誤解(ルーカス
の誤解ではなく,参考書を書いた日本人の誤解).なんでもいいから初中
級のテキストを当たりたまえ.

>合理的期待形成仮説を
>放棄し、適応的期待を採用することと同義である。

とかみてると合理的期待を使う意味も多分わかってない.いいかにゃ.合
理的期待を使うのはそれが人間の行動仮説として妥当だから……とは限ら
ない(もちろんそう思ってる人もいるし,僕もわりとシンパシーがある.
なお行動仮説としての妥当性を追求するとなると行動経済学系になるけど
今のところメインストリームではない).昔ここで合理的期待ではなく中
立的な期待と言い換えた方がいいかもという話になったけど,期待形成方
式に変な仮定を入れていいことになると「どんな結論でも自由自在」にな
っちゃうんよ.だから期待→結論になるようなショートカットを防ぐため
の次善の策として合理的期待を使う.

いくら2ch向け俺様経済学だとはいえ,もうちょっとシャープな理解に立っ
て話を始めようぜ♪
748 名前:ドラエモン 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:09

>>747

>オレは別にコンベンショナルな経済学の領域内で議論をしている意識はなく、従って経済学村
>の常識に従うつもりもない。もちろん自分の主張が正統的な経済学の理解であるともいうつも
>りもない。

だから、何を言っても無駄。しかし、正のインフレ期待が形成できれば、 別にマネーサプライ
の量はどうでも良いなんて話は、おれが5年か6年前にここでも2chでも書いた話なんだが、
(もちろんクルッグマンはそれ以前にちゃんといってるのだけどw)なんで今頃になって車輪
の大発見して怒鳴り込まれるのか、実に不思議(笑)
749 名前:名無しさんの冒険 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:11

昔突っ込まれなかったか?
750 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:11

>>746
キミに日本語能力がないことはよくわかったw
ま、それは前からわかってはいたがw

キミが正しくも「今日の実質金利」と言い出したように、今日の
実質金利は期待実質金利でしかありえない。しかし、そんな
ことはオレはとっくに>>738なお書で指摘している。
751 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:14

>>748
いやね、オレも5年も6年も前から同じことを言ってるのよw んでね、
5年も6年も、自称苺系の方々に「その理解はおかしい」と絡まれ続けて
非常に迷惑しているわけw
752 名前:ドラエモン 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:15

はぁ?

>>729

実質金利は定義により期待実質金利である。たとえば、1%の金利ってのは、『今日』借りると1年
後に元本+1%のお金を返さなければいけないという意味だから、その返済額の実質価値は、
これから1年間にどれだけ物価が変化するかで決まる。この期待インフレ率を金利から控除した
ものが実質金利であり、当然ながら期待実質金利である。

って、書いてますけど。
753 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:16

>>750の>>738は>>737の誤り。
754 名前:すりらんか 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:16

お♪偶然にも>>747の後半が>>743へのレスにもなってる.
要するに「合理的期待でも出てくる」ってのが重要なわけです.
あとクルーグマンは常時パレート最適ってのがきらいみたいだ
からpureな新古典派とは相容れないよね(これは僕も同感).
755 名前:だな〜 投稿日:2008/05/03(Sat) 18:20

>>752
わかんねえ奴だな。過去の実際の弁済額と実際の物価上昇から逆算
することで、過去の実質金利は計算できる(というか、通常はそう
計算する)。ここに期待の関与する余地はない(実際の弁済率ないし
実際の物価上昇に期待が影響を与えたというのは、もちろん別の話だ)。





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