いちごBBSまとめログ

 
コテハン
全て(26108) - ドラエモン(15378) - すりらんか(5008) - ザモデル(384) - ぼけ老人(172) - プロボーラ(379) - cloudy(881) - BUNTEN(654) - 一夢庵(622) - へなへな(611) - ぺいぺい(97) - 植田(33) - 先公(418) - 歌舞音曲(796) - 毒虫五郎(29) - 普通の人(18) - 派遣の人(105) - だな〜(79) - 山形(99) - Mんぷす(4) - こてはん29(76) - Gerard Debreu(265) - 名無し
 
カテゴリ
全て(26108) - DSGE - マクロ - ミクロ - その他経済学 - 日本経済 - 海外経済 - 金融政策 - 財政政策 - 雇用・賃金 - 物価 - 為替・国際収支 - 政府・行政 - 長期不況 - 構造問題 - 人物評伝 - 分類不能


リフレ策を考える

1 名前:すりらんか 投稿日:2002/07/05(Fri) 16:33

リフレ策の根拠/反論を論文に即した形で考えるスレにしましょう.
出来る限り具体的論文に即して議論を進行します.リフレ策への簡
単な質問,具体的論文から大きくはずれる議論は別スレがいくらで
もありますんでそちらへ!
2 名前:キスケ 投稿日:2002/07/05(Fri) 16:40

2get?!
3 名前:キスケ 投稿日:2002/07/05(Fri) 16:42

やった! (生まれて初めて2get)
すんません。>>皆様
4 名前:すりらんか 投稿日:2002/07/05(Fri) 17:21

まずはKrugmanモデルから参りましょう.98年のBrookingsね.そこがまずいという
指摘が両方向からとんできそうなのは,このモデルで需給ギャップ(といってまず
ければ経済の低迷でもなんでもいいけど)が発生する理由が「現在の価格が十分に
下がり得ない」からという点「だけ」から生じているところでしょう.つまりは,
今期から次期への期待インフレ率が高くなれば問題は解決.すると,価格が十分動
くならば今期は価格は大幅にさがって需給ギャップは埋まる.でも,硬直価格はミ
クロ的基礎はいろんな方法でつくからいいじゃないか,実証的にも妥当だろうとい
う反論がある.でもここがきわめて重大な陥穽だという指摘になっているのが,定
常前に価格は変化する中期をもうけて,量的緩和がかえってデフレを深刻化させる
という話を導いた小林論文ということになる.
5 名前:毒虫五郎 投稿日:2002/07/06(Sat) 06:48

怖い?ザモデルスレでは、(私も賛成しますが)Krugmanの最初の奴は「すでに死んでいる」のでいまさらそれをやるのもせんないのではないでしょうか? むしろ清滝氏の一連の論文などを読んだ方がよさそうです。それとこれは独白に近いのですが、別スレでのザモデル氏の議論は、とりあえず(マクロ経済学の教科書に散見される)デフレ対策やまたはデフレという問題自体からも切り離した議論として理解していったほうがいいんでしょうね。それにのれない人はザモデル氏も相手にしないといっているようだし。怖いねえ。藁
6 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/06(Sat) 06:59

Krugmanやそれをからかった小林扱っても意味ないと思われ。
7 名前:毒虫五郎 投稿日:2002/07/06(Sat) 12:01

ザモデル氏は挫折した教師のような感慨を述べられているようですね。私も「プロ」じゃないんで落第した生徒の仲間か 藁。

このすりらんか氏のスレはいい点をついてますね。30分程度でどこまでわかった気になれるかわからないポストケインジアンスレの過去ログを読んでみても、とりあえずいままでのところは銅鑼氏の670にあるように、私たちにはリフレ策を理論的に扱うことができる枠組みが明示されていないので、なんともいえないところです。なんともいえないのに、ザモデル氏はじめ多くの方々がリフレ政策の有効性や意義をザモデル関連で話しているところに議論がやけに錯綜する一因があるように思います。わかったのはNewislmではリフレ策を正当化できないこと。あと私は読んでいないのですが、Kiyotaki氏やMoore氏らの最新論文や講演内容さらにまだAERをみていないのですが、図表や式を参照した論文には、どうも貨幣を明示的に導入したベンチマークモデルがある(あるいはAERのほうは無いか?)らしいということです(おそらく当初の議論ではザモデル氏はこの板の住人がこれらのモデルを周知しているという前提で議論を展開して、彼なりの挫折感を抱いたようです)。


( 役に立った! | 元スレ )
8 名前:毒虫五郎 投稿日:2002/07/06(Sat) 12:02

ザモデル氏自身のザモデルにもリフレ策の意義が理論的に基礎づけられているようですが、まだ話はそこまでいっておらず、しかもザモデル氏の最初期の具体的すぎる政策提言までは遥か遠そうです。だからリフレ策をとりあえず性急にとりだして既存モデルを検討していくというのは少なからず「実践的」には意味がありそうです。もっとも一番実践的ならやはり教科書程度のマクロ経済学で議論を仕上げた方が事は早そうですが、それはうけが悪そうですね。

私の疑問は、あくまでも「アマ」(専門外)の発言でして、マクロ経済学の最先端の「プロ」を想定して書かれているらしいザモデル氏が相手にしてくれる可能性はあらかじめなさそうです。これは残念なことで、なぜなら飛ばし読んだ過去の記事を読んだかぎりでは、知的刺激にみちたザモデル氏の思索の方向に問いを放ちながらついていきたいような気も、『アマ」として思います。そろそろ夏休みなので格好の息抜きでもありますし。そこで銅鑼氏や特にお優しそうなすりらんか氏に問いを借りる形で私なりに理解を深めたいのですが、こんなこと掲示板ではだめでしょうか? 掲示板自体、先週同僚から面白いところがあるといわれて参照しはじめただけで「冒険」なんですが。
長く書くのが趣味みたいでこっけいですが、どうかよろしく。
9 名前:すりらんか 投稿日:2002/07/06(Sat) 13:25

まずはKrugman Modelがなぜ死んでいるのか,整理するところからはじめようかと(
ついでに論文を見なくてもよく知ってるからすぐ書けるってのもある)思いまして.

その後に,Kiyotaki and Moore(1996)やdebt-deflationのモデル,そしてKiyotaki
and Mooreのliquidity2部作でもやろうかなぁと(これ私は持ってるんですが,持っ
てない人の方が多いのかな).財政なり金融なり政策効果に関してはザモデル氏とはち
ょっと違った基礎づけが妥当な用に感じているんで(カルテルの話以外にも)そっちの
考えをまとめる準備としても要勉強ですんで.

私,本との基礎ならともかく研究論文を人に教えられるほどたいしたもんじゃないんで,
ぜひいっしょに勉強しましょう.第一,毒虫さんも専門外なんていいつつソウデモナイヨー
(<あ,これ15chのメインキャラらしいす)でしょ(w.
10 名前:毒虫五郎 投稿日:2002/07/06(Sat) 15:16

すりらんか様。そんなわたくしまさにアマの王道です。マクロ経済学は刃傷沙汰になると指導教官からきつくいさめられてうん年間、はじめての公式戦?デビューです。
それで、Krugmanモデルからそれではまいりましょうか。私はまだ未読(お笑い)で、ザモデル氏の書いてることを追っただけですので、とりあえずネットで手に入るようですのでこれから勉強しましょうか。たぶん厨房的な書きっぷりになりますが、ご愛嬌ということで。それと上のプログラムにぜひBLanchard and Fisherの本のラムゼイモデルやその拡張のqモデルの解説も順繰りにいれてまいりましょう。とりあえずこの月曜ぐらいまでに読みますので話に割るかたちになるかもしれませんが、どうぞよろしく。
11 名前:新参者 投稿日:2002/07/06(Sat) 16:07

クルーグマン98モデルは別に死んでいないと思いますよ。硬直価格と名目金利の
非負制約さえ仮定すれば、期待インフレ引き上げがどうしても必要になるということの
完璧な論証になっていると思います。問題は、硬直価格と名目金利の非負制約がどの程度
まで現実的に妥当するかだと思いますが、少なくとも名目金利の非負制約の現実妥当性
は、いまの日本で火を見るより明らかですよね。
毒虫さんはどうして「死んでいる」と思うのかを聞かせていただければありがたいです。
12 名前:すりらんか 投稿日:2002/07/06(Sat) 21:12

>新参者さん
>>04がその理由です.Krugmanは設定ゆるめるととても現実的とは思えない
結論が出る.結論を信じるか,モデルに誤りがあるかどちらか.結論を信じ
るとリフレ政策は誤りということになりかねない……これはNew IS-LMの共
通特徴とのこと.ちょっとこの辺を深く考えてみたいと思いましてまずは,
Krugmanから整理しましょう.参加者が少ないのが分かりきっているすれな
んで新参者さんぜひご協力を.
13 名前:毒虫五郎 投稿日:2002/07/06(Sat) 22:40

ありがとうございます>すりらんかさん。私が返事すべきところを代わっていただきまして。新参者さんよろしく。私もマクロはまったく「教養課程レベル」ですので助け合いながらやりましょう。Krugmanモデル批判もザモデル氏の思考なき受け売りの段階ですので悪しからず。私が読んだKrugmanは『恐慌の罠』のものでそれは私のレベルには説得的でした。しかしここではそのほうの話はしないつもりです。
14 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/06(Sat) 23:20

リフレ批判の説としては、これがまとまっているみたい。
http://www4.justnet.ne.jp/~greentree/koizumi/96q_news.htm
15 名前:新参者 投稿日:2002/07/06(Sat) 23:45

すりらんかさん、ありがとうございます。
私がすりらんかさんと若干イメージが違うのは、クルーグマン98のモデルにおいて
規定的な役割を果たしているのは、硬直価格の方ではなくて、名目金利の
非負制約の方と考えている点です。
硬直価格の仮定は、価格の変化からインフレ率を導くための便宜的な仮定で
しょう。その証拠に、最初の方の完全雇用のモデルでは、現在の価格ではな
くて将来の価格が固定されています。だからこそ、現在価格の低下によって
インフレが実現できるわけです。したがって、この硬直価格の仮定の意味あ
いは、ニューケインジアン的な意味合いのそれとはまったく違うように
思います。
16 名前:新参者 投稿日:2002/07/07(Sun) 03:54

ちょっと分かりにくかったかと思いますので、補足します。
クルーグマン98モデルの性質は、現在価格は現在のMに、将来価格は将来のMに
依存するという単純なものです。だから、将来価格を固定するということは将来の
Mを固定し、現在価格を固定するということは現在のMを固定するということで
あり、それ以上の含意はありません。だから、インフレやデフレを引き起こすという
ことは、現在価格か将来価格の一方を固定しておき、他方を動かすということです。
おそらくクルーグマンとしては、直接に物価変動率という変数を用いるかわりに、
一方を固定しておき他方を動かすという定式化を選んだだけではないでしょうか。
17 名前:毒虫五郎 投稿日:2002/07/07(Sun) 09:34

>>16

現在価格と将来価格がともにその時点のMに依存しているだけで、その一方を固定し他方を動かすだけですか。となると(まだ読んでないんで推測ですが)クルーグマンモデルでは、期待の形成のあり方というのはどう考えられていたのでしょうか? 現在のデフレ期待というものが問題だとすれば、それは将来時点でのMに依存する将来価格(への期待)が硬直的だということでしょうか? 将来のMは外生的に決まるのかな? なかなか休日は雑務?で論文読めないので的はずれかもしれませんが。ともかく急いで読みたいものです。
ただザモデル氏の問題意識と共通しているように思うのですが、大瀧雅之氏の『景気循環の読み方』を昨日購入していま読んでいますが、これはなかなかいいです。ザモデル氏の発言を学ぶための基礎訓練ぐらいにはなるんじゃないでしょか?





お問い合わせ