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インフレ・ターゲティング導入の是非について

144 名前:名無し体育の日 投稿日:2001/10/15(Mon) 00:33

間違った経済政策で「政権の身内」にまで被害がきてるということでは・・
でも政策自体は正しいと信じている。。
145 名前:名無し体育の日 投稿日:2001/10/15(Mon) 00:45

しばらくすれば
「あのときの日銀のとんでもない金融緩和によって・・・」
といわれることだけは確かでしょうからね。
146 名前:名無し体育の日 投稿日:2001/10/15(Mon) 14:33

でもやっぱり、有力な反対論って聞かないよな。
斎藤精一郎なんて「奇策・愚策」の一点張りだし。

デフレの要因を輸入品の価格低下から「やむを得ない」ものとするのは楽観的過ぎないか
147 名前:すりらんか 投稿日:2001/10/15(Mon) 14:39

>>146
ダイヤモンドでしょ?斉藤精一郎と野口逝男がなんか書いてたね.
148 名前:野次馬 投稿日:2001/10/15(Mon) 14:45

クルーグマンの言うようなIS-LMからの「流動性の罠」的説明や
マンデル・フレミングのような枠組みや
植草、岩田のような整合性のある説明などは、反対論の側から聞かないよね。
井上なき後の高橋是清でさえも、インフレ政策だったのに。

ハイパーインフレを主張して警告を発する人は、ひょっとして日本の戦時期にインフレになった「経験」に基づいて反対しているのかな。
149 名前:名無し体育の日 投稿日:2001/10/15(Mon) 14:47

>>147
そうそう。彼はある意味で一貫しているよね(藁
日銀出身だし
150 名前:ひねくれもの 投稿日:2001/10/16(Tue) 22:07

はじめまして2chからやって来ました。
>>148
ハイパーインフレになるとは思いませんが、
株・一部の不動産等の資産が上昇する可能性は大きいのでは?
もしそういう状況になれば、真面目に労働するよりも、
可能な限りの借金をして価格の上昇する資産を買いあさるのが
正しい(合理的)行動になるのでは?
そんなんで本当に日本経済はまともになるの?
確かにそれで傷ついたB/Sは回復するというメリットは
あるのかもしれないけど、最終的にはいつか来た道。
間抜けがババをつかんで苦しむことになるのでは?
151 名前:植田 投稿日:2001/10/16(Tue) 22:32

他のスレッドでも議論がなされているけど、
余程のインフレを起こさない限り、インフレターゲティングの
効果がでないもの。その効果を保つためには、常にインフレが
加速していないといけない。理論的にはこれがハイパーインフレ
になるという意見のバックにある考え方。インフレが加速するのを
止めるとコールドターキーが発生する可能性があるというのが
反対論者の意見。もちろん、国家債務や為替政策サイドから批判する
人もいる(道徳的観点から反対という人もいる)。インフレを加速させないで
インフレターゲットに何を期待するのか、その問いに答えてください。
152 名前:名無し体育の日 投稿日:2001/10/16(Tue) 23:16

>>151
インフレターゲティングは、通常インフレ下の状況でのインフレ管理を指向するものなのでは?
現状の日本のように、デフレ下においてターゲティングを行うのはレアケースではないのか。
だから「インフレが加速する」ということの理論的根拠って何ですか?
153 名前:植田 投稿日:2001/10/16(Tue) 23:33

仕事の隙間に開いているので、ぶっきらぼうな言い方で申し訳ないですが、
152さんのような考えの方に言っているのではなく、インフレターゲティング
イコール、(実質)インフレ調整論者に投げかけた言葉です。私も152さんの
ように、デフレ下のターゲットは困難を極めると思います。
それと、どなたに答えていいのかわからないので、一時的でもいいから名前を
付けていただくと助かる。
あと、インフレが加速する根拠は何?と聞かれていますが、加速するのではなく、
期待よりもインフレを加速させなければ投資や消費が増加するメカニズムが
逆回転してしまうことです。インフレが必然的に加速するとは思いません。
起こせるか起こせないかは別次元の話。起こせなければ(あるいは起きなければ)、
インフレ効果(?)が逆回転するということです。理論的根拠とかを説明する
以前の問題です。
154 名前:植田 投稿日:2001/10/16(Tue) 23:39

あと、誤解ないように、
ハイパーインフレ論者の多くは、一旦、ある程度のインフレが加速すると
止まらない、という理論(思想?)を持っている(ことが多い)。それは
現実には正しいのかはなってみないと分からない。過去の経験が極端だから
こそ。この意見と私の先の文意は違いますからね。


( 役に立った! | 元スレ )
155 名前:152 投稿日:2001/10/16(Tue) 23:52

>>153
time consistincyのお話なのですか?
ルールか裁量かというお話で、期待インフレ以上にインフレを起こすことでGNPを作り出す
という。
ある一定のインフレを作り出すにはインフレを「加速させる」ことは事実でしょうが、ハイ
パーインフレ論は、インフレの制御不可能性のほうに力点があると思うので、そこの「不可
能性」の根拠が薄弱だと感じるのですが。
制御可能ならば、デフレ下で困難だろうがどうだろうが、金融政策としては可能ですから。
156 名前:植田 投稿日:2001/10/17(Wed) 00:16

time inconsistincyですか、古めかしいような懐かしい響き。
感慨にふける場合ではないですね。
勿論、インフレを食い止めることは困難なことではないでしょう。
これは私も含め、馬水論者でも認めるところです。ただ、「制御」可能かまでは
責任が持てないところですが、制御した時の逆効果が問題なのです。
それに、常態でさえ日々の資金調節はデリケートなもの。無理してインフレ期待を
高めている時の「制御」とはどういうものを指すかは知りませんが、仮に制御して
しまえば、インフレの効果はなくなってしまうのでは??
157 名前:152 投稿日:2001/10/17(Wed) 00:25

time inconsistencyのスペルミスでした。すみません(汗。
インフレの「制御」が完璧に可能であるかのような、先ほどのカキコは確かに
私の言い過ぎです。
ただ、「制御してしまえば、インフレの効果」がなくなるというよりも、現在
の実質金利の高止まりを緩和し、資金需要や投資需要を喚起するところでイン
フレを制御することが、インフレターゲティングの要諦ではないですか?
158 名前:名無し体育の日 投稿日:2001/10/17(Wed) 00:26

age
159 名前:優ちゃん 投稿日:2001/10/17(Wed) 00:54

東京 10月16日(ブルームバーグ):日本銀行の速水優総裁は16日午後の定例記者会見で、「国債を増発すれば、次世代に負担を残すことになる。それよりは国の資産の売却で歳出を埋めていく考え方もあるし、やるとすれば今ではないか」と述べ、これまでより踏み込んだ政策提言を行った。インフレターゲットや当座預金残高など、この日の総裁発言から、残された選択肢を検証した。

  「テロ事件後の潤沢な資金供給は、資金決済の円滑さと金融市場の安定性を確保して、金融緩和効果の途切れない浸透を図るうえで、大きな役割を果たしていると思っている。しかし、欧米の金融市場と違って、日本では10月に入ってもなお不安定な情勢が続いているように思える。そういうもとでは特定の目標を設けず、流動性需要の変動を踏まえて柔軟かつ潤沢に続けていくことが適当であると判断している」

  「金融機関が資金仲介機能を果たしてないなかで、また、非金融部門でも資金分配が機能していないなかで、わたしどもだけがいくらカネを増やしても、流動性が出るだけだ。構造改革なり、財政面の税制や構造改革関連の補正とかいったことが機動力になって民間が動き出して初めて、緩和の効果が出てくる」

「それ(流動性供給)だけをやれやれと言われても、そうですかといって動くわけにはいかない。モノの方の動きが動き始めれば、情勢をみて、新しい資金の供給もあり得ると思うが、今の段階では、もう少しみていくのが良いのではないかというのが、先日の決定会合の多数決の判断だ」
160 名前:優ちゃん 投稿日:2001/10/17(Wed) 00:56

量的緩和の枠組みはひとまず“棚上げ”に

  日銀は3月、当座預金残高を金融調節方針のターゲットとする量的緩和に踏み切ったが、8月の追加緩和の効果も踏まえ、量的緩和の効果には極めて否定的な見方に傾きつつある。何より、効果が全くないとみられる政策を続けることで、市場の信認を失うことを日銀は強く恐れている。

  テロ事件をきっかけとした資金需要の高まりに対応するため、下限を設定した事実上のゼロ金利政策に移行したことで、当座預金残高ターゲットはひとまず“棚上げ”されたとみるべきだろう。今後、景気が一段と悪化しても、3月に導入した枠組みのもとで、当預残高目標の下限を引き上げるという選択肢が今後、自動的に発動される公算は小さい。
161 名前:優ちゃん 投稿日:2001/10/17(Wed) 00:56

短期的に非伝統的な手段に踏み切る可能性は極めて限定的

  「インフレターゲットについてのわれわれの考え方は変わっていない。インフレ率を高めるために、さまざまなリスクや副作用に目をつむって、あらゆる政策手段を導入するつもりは全くない。戦前のスウェーデンの例を引く人もいるが、あれは、そういう方向を打ち出そうとしているときに金解禁になり、そういうことはやらないで、為替の方で動いていった。デフレ下で採用したときの帰結は、さらに流動性が増えるかもしれないが、物価上昇につながっていくかどうかは極めて疑問だ」

  日銀にとってインフレターゲットへのハードルは、今年3月に量的緩和に踏み切ったときより遥かに高い。短期の名目金利がゼロ%のとき、デフレ下でインフレターゲットを達成するには、1)国債の大規模な買い入れ、2)社債や株式など長期民間債務の買い入れ、3)外貨建て債券の買い入れ−−といった非伝統的な手段しか残されてない。しかも、これらを実施してもターゲットが達成できる保証はない。

  「量的緩和を一層拡大して『何でもあり』政策を推進するのも1つの考え方だが、このような政策は突き詰めれば財政政策と変わりない」(モルガン・スタンレー証券の佐藤健裕エコノミスト)。それだけに、日銀だけで行うには限界があるし、政府や国会の関与なしに、独断でやれることではない。短期的にみて、日銀が三木利夫審議委員のいう「不健全な領域」に踏み込む可能性は、今のところ極めて小さいとみるべきだろう。
162 名前:優ちゃん 投稿日:2001/10/17(Wed) 00:57

崖ふちに追い込まれたことで、捨て身の政策提言に比重

  「民間需要を引き出し、デフレを防止するために、適切な財政支出の果たすべき役割は極めて大きいと思う。構造改革を急ぐ必要があるが、効果が出るまでには財政支出はやはり出ていくものだ。その財源を国債に持っていくとすれば、次世代にさらに大きな負債を残すことになる」

  「そういう方法でなく、英国でサッチャーがやったように、国の資産を売却し、売却代金でこれらを賄う。日本でも国が持っている資産で、不動産や証券、特殊法人で売れるものがあれば売って、歳出を埋めていく。サッチャーがやったのはまさにこれだった。考え方としてはそういう前例もあるし、やろうと思えば今やるべきだと思う」

  「個人的見解」と断ったうえでの発言だが、中央銀行総裁が不動産や証券、特殊法人まで挙げて、財政支出の財源ねん出には、国が保有する資産の売却が望ましいといった見解を表明するのは極めて異例だ。伝統的な政策発動手段をほぼ打ち尽くし、崖ふちに追い込まれたことで、捨て身の政策提言に比重を移しつつあるとみることもできる。
163 名前:優ちゃん 投稿日:2001/10/17(Wed) 00:58

 「モノのほうが動き出せば、新しい資金供給もあり得る」

  「金融機関が資金仲介機能を果たしてないなかで、また、非金融部門でも資金分配が機能していないなかで、わたしどもだけがいくらカネを増やしても、流動性が出るだけだ。構造改革なり、財政面の税制や構造改革関連の補正とかいったことが機動力になって民間が動き出して初めて、緩和効果が出てくる」

  「それ(流動性供給)だけをやれやれと言われても、そうですかといって動くわけには行かない。モノの方の動きが動き始めれば、情勢をみて、新しい資金の供給もあり得ると思うが、今の段階では、もう少しみていくのが良いのではないかというのが、先日の決定会合の多数決の判断だ」

  日銀が非伝統的な手段に踏み込むかどうかは、つまるところ、経済情勢をどう判断するかに行き着く。メリットとデメリットを比較考量したうえで、その経済情勢のもとで、メリットが上回ると判断すれば、実施されることになる。ただ、仮に大規模な国債買い入れ増額を行うとしても、野放図な財政支出が行われている状況では、デメリットの方が大きくなる。
164 名前:優ちゃん 投稿日:2001/10/17(Wed) 00:58

捨て身の政策提言は非伝統的手段に向けた条件闘争か

  速水総裁はこの日の会見で、整理回収機構(RCC)の機能強化に細かな注文をつけるともに、「日銀はこれまで預金保険機構を通じ、RCCには金を出したことがあるし、今後もそういう形で金を出すことは十分あり得る」と言明。不良債権処理の促進に、自ら関与する姿勢をあらためて鮮明にした。

  ほとんど意味のない一段の量的緩和、強まるインフレターゲット導入の圧力、政策発動余地として残されているのは非伝統的な手段だけ−−。こうした状況のもとで、日銀は残された非伝統的手段の発動に向けて、“条件闘争”に入ったとみるべきかもしれない。





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