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ハードランディングvsソフトランディング

1 名前:ドラエモン 投稿日:2000/11/15(Wed) 13:06

アメリカの話じゃありません(w

僕は生理的に楽観主義なのですが、それでも日本の金融システムの将来には恐るべき試練
が待っていると思います。しかし、そのことと実体経済の回復との関係は、言われている
ほど強いとも思っていません。この結果、実体経済が回復に向かい始め資金需要が強まり
金利が上がり始めたとき、それを尻目に金融システムは最後の危機のクライマックスを迎
えるのではないかと予想しています。(土地取引が活発化すれば地価の実態が明らかにな
ったりとかの結果)

一方、現在の不況は「構造的」金融不況であり、金融危機の原因が一掃されなければ景気
の回復もあり得ないというのが大方の(?)見方でしょうし、それがハードランディング
シナリオといわれているものです。

さて、皆さんはどちらが現実的だとお考えでしょうか?この問題を本気で経済学的に分析
するのは、データも揃わない現状では難しいのは承知の上でお尋ねしますので、俺はこう
思うという信念の告白でも結構ですし、経済学的仮説ならなお大歓迎です。
2 名前:すりらんか 投稿日:2000/11/15(Wed) 22:06

両シナリヲともに説得的だと思います.

日本の金融仲介業は,高度成長の終焉以降,その審査能力を急速に弱め
(これは人事面からの実証がよく行われる),何をやってるのか良くわ
かんないセクターになってしまった.金融業の資源配分能力の低下は現
在の不況に大きな影を落としていると思います.

んでこっからが私のソフトランディングシナリオなんですが,
金融仲介業の効率性回復が遅々と進まない(そりゃ一朝一夕に出来るも
んじゃないですから)まま,実物経済に好調な波が押し寄せると,非金
融部門はその資金融通元として(大企業については80年からの流れです
が)ますます銀行を選ばなくなっていく.直接金融主義への途ですね.
また,適切な審査能力を持つ外資系銀行・証券へのシフトもおきるでし
ょう.金融危機=>日本の危機,というよりもより長いスパンでミルと
金融業の危機=>金融業界の危機なのではないかしら?
3 名前:ドラエモン 投稿日:2000/11/16(Thu) 14:13

>すりらんか殿

御意。私、以前から金融の構造不況問題として考えるべきだと言ってたんですが、97/98
みたいなことが起こると、ミクロではすまずにマクロに転化しちゃうので、お客の不信を買っ
てます(w

困っちゃうのは、公的資金の注入がほんとの十分なのか否かが良くわからん事と、そもそも借
り手の中小企業に一番大きな影響があるのに「庶民は公的資金投入に反対」というパーセプション
なんです。
4 名前:イナゾウ 投稿日:2000/11/16(Thu) 16:57

 地銀、第二地銀に対する「公的資金注入による資本増強策」は、
2001年3月末に期限切れになってしまうんですが、果たして
これで十分なのか?と考えています。大部分の地銀は公的資金に
頼らず、地元の取引先企業を引き受けの中心とした資本増強策で
乗り切っていますが、経営健全化計画の提出や金融監督庁の管理
下に置かれるのを嫌がって「公的資金の注入は絶対にご免だ」と
いう話も聞きます。それで不良債権処理が先延ばしになっている
のが、金融監督庁では結構問題になっているようです。

 ほんで外資が「証券化」の手法で地銀の資本増強のビジネスを
始めるなんて、ヨタ話?を聞くと本当に大丈夫かしらんと思って
しまいます。

 やはり2002年のペイオフを乗り切れるかどうか(預金流出に
耐えられるどうか)が日本の金融システムが本当に軌道に乗ったか
の大きな節目ではないでしょうか?。
5 名前:植田 投稿日:2001/01/07(Sun) 02:35

この問題、突き詰めるほどに未知の問題です。。
私は、個人的な思想だけで判断すれば、Hランヂングできる体力が
あればやっちゃえ!と思うのですが、仕事上、実際の金融機関の体力を
みると、とても怖くてそんな主張ができないのが実情です。名前も知られていない
ような信金とかですと、悲惨なものです。金融庁(もとはといえばMOF)が
もっと早く手をつけるべきだったのに、今となっては、「怖くて手が付けられない」
状態になっている。先の主張にあったけれど、
弱小金融機関にとって、景気回復による金利上昇は、まさしくとどめになりかねない。
資金の出し手にとっては有利、なんていっている人もいるが、そんな呑気なもんじゃ
ないよ、きっと。ある地銀の担当者曰く、債券が不良「債券」になる、と。笑い事じゃなく
事実。


( 役に立った! | 元スレ )
6 名前:プロボーラー 投稿日:2001/01/07(Sun) 15:55

素朴な疑問ですが、どうして政府は不良債権の買取を積極的にしないのでしょうか。
都市銀行の優先株引受といった間接的な方法ではなく、直接債務を国債に置き換えて、債権を国に譲渡するわけにはいかないのでしょうか?
モラル・ハザードが怖い?それとも新聞と国会?
私には預金を保護するっていう馬鹿げた政策は結局債権を保全するってことと同じで、それなら国なり中央銀行が債権者になってしまって流動化を図る方が速いと思うんですがね。
ブレディ提案の国内版みたいですが。
7 名前:すりらんか 投稿日:2001/01/07(Sun) 23:43

>どうして政府は不良債権の買取を積極的にしないのでしょうか
これにかなり近いのは,その手の債券の劣後化ですよね.モラル
・ハザードをひとまずおいとくならば確かに最も必要な処方箋の
ようにも思われる.ただ,私自身は銀行が銀行に戻ることが最重
要課題だと思っているので(これについては過去スレ参照)この
薬の後にどうやって銀行にタイトな予算制約下の行動に移行して
もらえるか,審査力を付けてもらうか画問題だと思います.

>私には預金を保護するっていう馬鹿げた政策は結局債権を保全す
>るってことと同じで
国の負担額は買い取りよりこっちの方が少なくなると思うけど?
8 名前:ろくでもない一言(謙遜) 投稿日:2001/01/08(Mon) 19:38

不良債権の買取を積極的にしないのでしょうか

中小企業に対して貸付をやったんじゃなかったけ。
9 名前:プロボーラー 投稿日:2001/01/09(Tue) 07:16

6)は、預金(負債)=貸出(資産)+資本金なので、単純に同じだとしたまでです。預金保護の問題として、預金者のリスク中立的な行動が、良い銀行と悪い銀行の区別を生まないために悪い銀行が
残ってしまうということが挙げられます。もちろんシステミックリスクを避けるには良い手段ですが。それよりは、直接にデフォルトリスクの原因である債権(資産サイド)にアプローチするほうが効果的と
考えたわけです。国債みたいなもの(例えば、Heisei Couponとか名づける)との置き換えでは銀行のモラルハザードが起きますが、それは経営上の責任と交換ということで担保できるのではないかと思います。
国が(家計という最終的な負担者に成り代り)債権回収に関与する方が新規貸出しに対する負の効果が少ないと思います。
PS
中小企業への貸し付けは、貸出しの保証枠を引き上げ(無担保)たやつですね。あれは貸し渋りには効果的だったようですが、焦げ付いた債務の買取とは違います。
10 名前:新世紀名無しさん 投稿日:2001/01/09(Tue) 12:29

実はモラルハザードが問題の本質だったりして・・・
11 名前:ドラエモン 投稿日:2001/01/09(Tue) 13:20

>10
恐らくそうなんだと思う・・・。本来なら「早期是正措置=強制資本注入」+「強制リストラ」っていう
韓国でやってるような措置が必要なんだけど、銀行業界の反対と共犯者たる大蔵には、それこそ悪夢であっ
って、実行できない。この組み合わせを欠いた不良債権の買い上げは、資本注入以上にモラルハザードそ
のものだからね。
12 名前:羊 投稿日:2001/01/09(Tue) 19:15

社債を買えば、倒産しそうなときにつぶして回収→景気の悪化
株式を買えば、倒産しても回収しなくてもいい→景気に悪影響を与えない
政府・・景気への影響を考えて資本注入。同じことなら景気に悪影響を
与えない株式のほうがいい
ということはないのですか?
13 名前:新世紀名無しさん 投稿日:2001/01/10(Wed) 02:37

財投債が始まるらしいですがいいんですか。
14 名前:名無しSeptemberLove 投稿日:2001/09/23(Sun) 17:44

>13
直接関係ないと思ひます。
15 名前:名無し体育の日 投稿日:2001/10/25(Thu) 07:50

>>11
>この組み合わせを欠いた不良債権の買い上げは、資本注入以上にモラルハザードそ
のものだからね。
なんか壮絶なことになりそうですね。





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