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日銀の金融政策

57 名前:ドラエモン 投稿日:2000/10/30(Mon) 22:33

たしかに、有効需要への直接効果は実際それほど大きくないかもしれないが、
3ヶ月物CDレートが下がると言うことは、銀行の資金調達が楽になると言う
意味ですから、97年後半から始まった金融システム不安というか決済システム
危機には有効という意味でしょう。

それにしても、98年秋の資本注入前後の大騒ぎではゼロ金利実行せず、99年
に入ってから発動し、今度はアメリカのソフトランディングが始まる直前に解除
ですから、センスの良さが際だちますね、ゼロ金利(w
58 名前:へなへな 投稿日:2000/10/31(Tue) 09:16

>センスの良さが際だちますね、ゼロ金利(w

それを評価するあほエコノミストも素晴らしいセンスですよね。

アメリカはソフトランディングできるのでしょうか・・・。
59 名前:ドラエモン 投稿日:2000/10/31(Tue) 09:53

>へなへな氏
ん、僕はゼロ金利自体は「評価する」派なんだが、駄目かしら?

でもって、アメリカのソフトランディングだが、金利=>住宅=>自動車
という総需要コントロールの連鎖自体は機能していて、なんとかなると思う
んだが・・・。問題は2000年問題で騒ぎすぎ、投入した過剰流動性が、
異常な株高を持続させ、結果的に株価低下時の家計バランスシートの大幅
悪化を通じて、累積的な景気悪化過程が始まる可能性が否定できない所じゃ
ないかしらん。ここを乗り切れれば、グリーンスパン氏はホントにスゴイ人。
60 名前:へなへな 投稿日:2000/10/31(Tue) 23:21

>ん、僕はゼロ金利自体は「評価する」派なんだが、駄目かしら?
いえいえ、言葉が足りませんでした。ゼロ金利解除を正常な状態への一歩
とかいってしまう人たちがあほエコノミストです。

>金利=>住宅=>自動車という総需要コントロールの連鎖自体
なるほど、日本でもこのパターンでしたね、吉川先生の本によると。

最近、バブル崩壊で影響力を持つのは、証券市場から家計の逆資産効果にくわえ
不動産市場への貸付けが焦げ付いて 金融危機というパターン多いように思うのですが
どうなのでしょうか?
61 名前:すりらんか 投稿日:2000/10/31(Tue) 23:37

>へなへなさん
逆資産効果が有意な影響を与えているように私が感じないのは,
富裕層・高齢者層に消費の停滞がそれほど見られないからです.
現時点でもっとも大きな影響を持つように感じるのは,雇用シ
ステムの転換に伴う(要するにリストラ不安),予備貯蓄のよ
うに思いますが如何でしょう.
62 名前:へなへな 投稿日:2000/11/01(Wed) 23:25

>すりらんかさん

そうですね。原因は家計のバランスシート問題ではない。
とすると、企業のバランスシート問題があり、そこからリストラが起り、
消費不振という流れという捉え方でいいのでしょうか?
63 名前:ドラエモン 投稿日:2000/11/02(Thu) 14:26

>へなへなさん@62

今の日本がまさにそうです。
64 名前:へなへな 投稿日:2000/11/02(Thu) 22:29

あたまのなかを整理してみます。

(番号は 影響の順番)

1 金融政策の引き締め
2 証券不動産の暴落
3 企業(特に不動産 建設)のバランスシートが毀損
4 銀行のバランスシート毀損
5 銀行の貸し渋りによって、 不動産、建設の問題が他のセクターに波及
6 リストラ進展 投資現象
7 リストラ不安により消費低下

こんな感じですかな。
65 名前:ドラエモン 投稿日:2000/11/03(Fri) 21:30

>へなへな氏@64
リストラ不安もさることながら、そもそも雇用者所得の絶対水準下がってるわけで、
97年後半から98年までを除けば自律的な消費性向の低下は特に目立つわけでは
ないように見えるけど。
66 名前:すりらんか 投稿日:2000/11/03(Fri) 23:16

>そもそも雇用者所得の絶対水準下がってるわけで
ただ,足元の所得水準の低下は将来所得の期待値を下げる
(ランダムウォークなら当然だし,オーバーシュートする
かも)と考えると,それも込みの「不安」というならなお
さら強い説得力があるでしょう.
67 名前:植田 投稿日:2001/01/07(Sun) 00:51

ここでも古いスレを掘りかえして恐縮ですが、
話題になってる雇用者所得、下げ止まりつつありますね。
雇用者所得を算出する際、毎勤統計の常用労働者と一人当りの名目賃金(現金給与総額)
を乗じるのだけれど、毎勤の常用労働者は、テクニカルな都合上、労働力調査でいう
常雇よりも下方バイアスがかかっているので、実質ベースでも雇用者所得は
下げ止まりOR緩やかながら改善、といえるでしょう。


( 役に立った! | 元スレ )
68 名前:植田 投稿日:2001/01/07(Sun) 01:01

続いても植田です。
この「毎勤の常用雇用者数」と「労働力調査の常雇者数」の乖離は
日銀調統内でも話題になっています。雇用者所得が個人消費にリレイトする
上で重要なファクターとなるのは当たり前ですが、だからこそ厳密に考える必要が
あるからです。
日銀のダム論、主張したのはいいけれど、なかなか実証できずに苦しんでます。
「もうひとつ下流にダムがあった」とか、「ダムに穴があいている」等揶揄されていますが、
皆さんどう評価されてますか?私自身、個人的な見解を申し上げると、まだ、ダムの水は
満杯ではないから、今の時点ダム論が成り立つわけはないと思います。間違っても
口にできませんが(笑)。
69 名前:プロボーラー 投稿日:2001/01/12(Fri) 04:47

誰かがどこかで書いているのかもしれませんが、夏のゼロ金利解除に対する批判が増えてきたようです。
他方、批判者の一部は、夏には評価していたようでもあります。
一貫性のない評論家は無視するとして、ここのところの景気動向を踏まえ、皆さんはゼロ誘導を復活する必要があると思いますか?
それとも、このままでよいとしますか?上の植田先生的に言えば、「ダムの水がまたまた枯れ出しているかどうか」です。
ご意見をお知らせください。
70 名前:羊 投稿日:2001/01/12(Fri) 22:15

ゼロ金利解除をすると大手ゼネコンが危ないと言われながら
潰れてないし、たいしたことはなかったのなぁというのが感想です。
ダムの水は枯れだしているんでしょうか?企業の業績はよくなって来ている
らしいし。
 ゼロ金利解除ってどういうところが問題なんですか?>プロボーラーさん
 ゼネコンの有利子負債が減っていないとニュースで少し前にありましたが
減ってないのは、景気がよくなったら不良債権でなくなるから減らすつもりは
ないのだというのはめちゃくちゃなことなんでしょうか?有利子負債が
多いためこれからゼネコンやゼネコンにお金を貸している大手銀行
を整理する局面はくるのでしょうか?
71 名前:プロボーラー 投稿日:2001/01/13(Sat) 03:59

私個人は、十分な判断をするほど話を知らないんですが、ゼロ金利(誘導)を解除する時には賛否がありました。で、賛成派の半分くらいは、景気は危ないかもしれないけど(日銀法が改正されてたのに)
これで動けなかったら独立性が…と言うような話が見られたと覚えています。で、半年後の状況に鑑みてのご意見拝聴というわけです。
企業業績は色々と報道やレポートで改善と言われているのは私も聞いていますし、雇用も(良くはないが方向は)改善基調と言われているのも承知しています。
で、ゼロの話ですが、私は夏の時点ではゼロで引っ張っても良いのではないかと思っていました。問題かどうかは分かりませんが、「緊急避難的な流動性の供給としてのゼロ誘導」ではなく、「覚醒的なインフレ発生に向けたルーズな金融政策」
としてです。ゼロに誘導して効果あるのか?といわれれば、信用創造の破綻がある限り投資までたどり着かないでしょうが、それでもsomething is better than nothingというわけです。
72 名前:ドラエモン 投稿日:2001/01/13(Sat) 16:16

ゼロ金利解除のタイミングの問題は、純理論的問題と言うより、外部環境とのかねあいで、去年
の夏というのはまずいと思っていました。理由は二つあって、第一はアメリカ経済です。程度の
差こそあれ、失業率が50年代レベルである4%まで低下した経済が早晩スローダウンしなけれ
ばならないことはコンセンサスだった。だとすれば、尤も目立って上昇しているIT株中心のナ
スダックは大幅に調整する。それに対する連動性を高めた新日経平均も大幅に調整する。これが
実体経済にフィードバックしてくる。だとすれば、そうなる前に可能な限り拡張圧力をかけてお
くべきだろうということ。第二は、不良債権処理と株式持ち合い解消圧力が、企業収益回復故に
たかまるというパラドックス。

この2点を考えれば、目先の急激な企業収益改善を理由にゼロ金利を解除するのは早計だろうと
言うことだったのですが、残念ながら懸念したとおりの事態に陥りつつあります・・・
73 名前:プロボーラー 投稿日:2001/01/13(Sat) 19:48

そんな中で、ドコモの資本調達が話題ですが、株式市場に流れるお金が一定だとしたら株価下落になりますけど、新規資金の流入なんてことにはならないんでしょうか。
ドコモって魅力的な会社ではないんですかね?それとも株式市場は(今でも)一部の限られた人が関わる鉄火場なんですかね?
74 名前:羊 投稿日:2001/01/13(Sat) 22:04

>残念ながら懸念したとおりの事態
というのは単純にアメリカの株価下落ですか?>ドラエモンさま

>海外投資(企業買収)が必要でその資金を株式発行でまかなおうと
しているとニュースに書いてました。
 新規資金の流入もあるかもしれないなと僕も疑問に感じたのですが
 わからないです。なぜ日本市場で発行するのでしょうね?アメリカ
 のやヨーロッパの株式市場で売るということはできないものなのでしょうか?
75 名前:ドラエモン 投稿日:2001/01/13(Sat) 23:18

>羊さん
アメリカ発の株安が日本に飛び火して、少なくとも市場の一部に金融システム不安の懸念が
出てきて、それに対して場当たり的な株価安定化策の話が出てくると言った、一連の連鎖の
ことを「残念」と言ってるわけです。
76 名前:すりらんか 投稿日:2001/01/14(Sun) 00:19

>そんな中で、ドコモの資本調達が話題ですが、株式市場に流れるお金
>が一定だとしたら株価下落になりますけど
うん.新聞とかの論調見ててまさに同じところが疑問だったの.経済に
関してなぜみんなゼロサムのことばかり考えるのだろう.貿易とかに関
しても○VS△とかばっかりだもんなぁ.
77 名前:ドラエモン 投稿日:2001/01/14(Sun) 01:37

ただね、市場参加者ってのは需給という言葉で、まさにそのゼロサムの話ばっかりしてるのだよ。
あそこの保険会社が国債入札が多かったからどうしたとか、郵貯の満期到来での残高純減がどうだ
とかいった話ばっかり。それを根拠に短期的な期待が形成されるのも事実で、無視は出来ない。
特に、回転売買してるディーラー達はね。





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