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インフレターゲットの素朴な疑問

17 名前:会員 投稿日:2001/08/21(Tue) 21:32

会員です。
沢山の議論、感謝です。
ドラエモンさんとすりらんかさんの意見、さすが鋭いですね。
すりらんかさんは以前は懐疑派(?)だったのに肯定派になった
ということでしょうか(笑)。
さて、お二人のご意見になるほどなと思いつつ、まだ納得できない点が
ありますので、議論を深めさせていただければと思います。それができるのが
@苺のいいところでしょうか。

まず、ドラエモンさん、
>なぜ実質金利が金融政策から独立であると想定するのか、その理由が不明>1。実質金利に対し
>金融政策が作用しないなら、そもそも金融政策とは何なのか?
っとありますが、誤解なきよう(きっと誤解されているのではなく、わざと言われた
のでしょうが)言っておきますが、実質金利が金融政策から独立とは考えていません。
単純なフィッシャー方程式で表されるように「期待インフレ率」が名目値から差し引かれること
によって実質利子率が変化する、というメカニズムは否定しません。ただ、これは、
物価が安定している場合か、物価上昇が一時的、と考えられている下の話です。
「継続的に物価が上昇する」と市場が予想すれば、資金の出し手はリスクプレミアム(ここでは
物価上昇による損失の可能性)を上乗せした値付けをします。もちろん、合理的に行動すればという
前提付きですが。私は >>1で、「名目金利=固定」と書きましたから語弊があるの
かもしれませんが、趣旨は前述のとおりです。例えば、現在、6%のレートで資金を出している
主体が、5%程度の物価上昇が生じ、それが持続すると予想したら、(単純に言
えば)5%の金利上乗せをして11%で資金を出すようになる、ということです。

次に、すりらんかさん、
均衡実質利子率が-1%の状態とはどういう状況ですか(現実には
あり得る、達成し得る均衡なのですか)?このへんを、私にもう少し
解説していただければ嬉しいです。


やはり、インフレターゲットは貯蓄を強制的に消費に向かわせる、という効果が主体に
なるのでしょうか。
18 名前:名無しの夏 投稿日:2001/08/22(Wed) 00:03

ららら様、ドラエモン様、すりらんか様レスありがとうございました。
インフレーション・アウトプットトレードオフ、篠塚理論と
いう言葉についての知識を持ち合わせておりませんが、だいたい
主張は理解できました。
 日栄だけじゃなく商工ローンも、信用金庫や信用組合も
ありました>ららら様。
 実質賃金率を一人あたり所得と置き換えてもおかしいですか?
 インフレが一人あたり所得を減らし、消費を減らすというふうに
 >ドラエモン様
 日銀が国債債を買い、銀行の当座預金を増やしたお金で銀行が
国債を買うということを延々とやってどうやってインフレになるの
でしょうか?インフレになったとしてコントロールできますか?
インフレにすると景気はよくなるのでしょうか>すりらんか様

とりあえず御礼を述べまして、今日のところはこれで失礼いたします。
19 名前:すりらんか 投稿日:2001/08/22(Wed) 00:44

>すりらんかさんは以前は懐疑派(?)だったのに肯定派になった
>ということでしょうか(笑)。
ええ.15ch経済板の歴史(?)はかつて2hen(現MegaBBS)で私と銅鑼さんが
出会って盛り上がっていたのに,やたら落ちるので,誰かががここの管理人
に頼んで移住したという感じで始まったというものです.2henの頃は私は主
に投資需要がないんだから金融政策に効果はないという根拠で金融緩和反対
だったんです.

>趣旨は前述のとおりです。例えば、現在、6%のレートで資金を出している
>主体が、5%程度の物価上昇が生じ、それが持続すると予想したら、(単純
>に言えば)5%の金利上乗せをして11%で資金を出すようになる、
私の話の趣旨は,2%デフレ下で2%で資金供給が行われている.2%(名
目)の貸出利子は手数料等の問題でこれ以上は下がりようがない.すると実
質利子率は4%で高止まっている.インフレによって実質0近傍まで下がり
得るはずだ,というものです.

>均衡実質利子率が-1%の状態とはどういう状況ですか(現実には
>あり得る、達成し得る均衡なのですか)?
というわけで−1%は確かに失言です.アメリカで実質金利がマイナスに成
るりかんねんなぁという感想があったものですから.不確実性無しの世界で
実質金利がマイナスという状態は確かに考えられません.ただし,非常に不
確実性が大きく期待収益率が正の(たとえば1%の)投資プロジェクトのリ
スク込みの評価が−1%となるような世界は考え得ます.無利子の貸付が受
けられたとしても個別投資主体にとっては到底とれないプロジェクトだが,
期待値としては正のリターンがあるような場合です.
20 名前:すりらんか 投稿日:2001/08/22(Wed) 00:45

>やはり、インフレターゲットは貯蓄を強制的に消費に向かわせる、という効
>果が主体になるのでしょうか。
だからこそ危険資産への投資環境の整備・新産業創出への財政支出こそが正道
だと思うのです.しかし,これら構造改革は当然痛みが伴う.その痛み止めと
して雇用保険等に比べると転換が政治的に容易な(そして財政支出を要される
どころか債務残高軽減効果まである)金融緩和は考慮すべき策なのではないか
と思うのです.ただし,私は強制消費(?)とともに価格調整のスムーズ化に
もインフレは一役買うと考えています.

>篠塚理論
0金利政策は年金生活者の生活を苦しくする.したがって0金利政策こそが消
費を不振にしているのだという理論.90年代に消費を引き締めたのは資産家世
帯ではないのでこの理屈は駄目です.

>インフレーション・アウトプットトレードオフ、
フィリップスカーブみたいな物だと思っておいて下さい.インフレと経済成長
には正相関があるという話しです.
>インフレにすると景気はよくなるのでしょうか
にも絡んでくるのですが,インフレは財価格・実質賃金の調整をスムーズにし
ます.価格硬直性の話しです.価格調整がいつでもスムーズに行われる(Money
is neutral)というのならインフレ政策を採っても何もおこらんわけですから
反対する理屈もないわけです.

>インフレになったとしてコントロールできますか?
これは,金融緩和反対派の「金融は引き締めることは出来ても緩和は出来ない
(馬に水を飲ませ理論?)」からすれば可能なんではないだろうか.さらにイ
ンフレを(コントロールする気があるのに)コントロールできなかった例を知
らないのですが?
21 名前:質問君 投稿日:2001/08/27(Mon) 21:30

>20
>これは,金融緩和反対派の「金融は引き締めることは出来ても緩和は出来ない
>(馬に水を飲ませ理論?)」からすれば可能なんではないだろうか.

うまいこと説明できたように思えるのですが、インフレターゲティング主張派の理論的基礎は
通貨主義でしょ。これを肯定すれば、理論的な基礎を失うことになるぞよ。
22 名前:すりらんか 投稿日:2001/08/27(Mon) 22:35

>21さん
ちょっと言いたいことが分からないんだけど,私の話は緩和反対論の
1.経済効果はない,なぜなら金融引締は出来ても緩和和出来ないのだ
2.インフレをコントロールできなくなるぞ
のふたつが矛盾しているというものです(小泉首相がばっちりやっちゃ
ってましたね).内的整合性の問題です.
23 名前:2ちゃんの相場師@ときどき佐藤和三郎 投稿日:2001/08/30(Thu) 16:29

素朴な疑問なんだが,インフレターゲット論と期待インフレ論とは同じなのか?
24 名前:元学生 投稿日:2001/08/30(Thu) 18:03

>素朴な疑問なんだが,インフレターゲット論と期待インフレ論とは同じなのか?
もともとクルーグマンが言ってたのは、
期待インフレ率を長期的に3,4%にするということ。
くわしくは、
http://www.strategy-business.com/thoughtleaders/98410/page1.html
25 名前:R 投稿日:2001/08/30(Thu) 18:14

小泉も与党も、金融緩和は賛成だけど
インフレターゲットは危険だと言ってるだけだろ。

亀井君はインフレターゲット賛成らしいね。

でも、インフレターゲットには、いくつか問題がある

まずインフレを正確に測定できる方法が無い事が
問題の1つにある。

2つ目に、失敗した場合、誰が責任を取るのかって事もある。
政府なのか?日銀なのか?

3つ目に、緩和するための手段をどうするのかって事。
手段を示さず、緩和をしろって言ってる人が多すぎる。

しかし、民間がデフレで経営を圧迫され始めて、リストラを増やし
それがデフレを進めるスパイラルに入りかけてる。
状況は、深刻だ・・。
何かやらなければ構造改革も進められなくなってしまう可能性があるのも確かだと思う。
26 名前:ぺいぺい 投稿日:2001/08/30(Thu) 20:16

院試も終ってないけど、来ちゃいました・・・

1 代替効果を考慮しないラスパイレス型のお蔭で、CPIの測定誤差に
よって、上方バイアスが0.9%程度、トゥルンクヴィスト価格指数への
移行をするのなら、ウェイトを毎年調べることが必要になる。
2 たしか、ニュージーランドなら、総裁のクビが飛びますよ。 目標は
政府と協議して決定するが、達成の手段は中央銀行の自由というケースも
あるけれど、じゃあ、怪しげなCPでも何でも買っても良いのか?
3 マネーサプライのこれ以上の拡大は、資金需要が弱まっている今は、
TB市場などが未整備な日本では、難しいかもしれない。 その意味で
他の面からデフレ圧力を緩和する方策、たとえば、翁先生が前向きな検討
を始めたという為替の円安などは、とても検討の余地がある。 これって
近隣窮乏化じゃない?、って人もいるけど、日本の景気が悪いことの方が
よっぽど迷惑である、というクルーグマンの考えは正しいかも。
27 名前:ぺいぺい 投稿日:2001/08/30(Thu) 20:31

>>23
統計データにある実質利子率って、後から観測した現実のインフレ率を
むろん、観測できる名目利子率から差し引いたもの。 つまり、その
ときのインフレ期待で測った数字でないんだよね。 で、日銀の調統が
実質利子率の低下なんて、所得効果>代替効果なんだから、ダメじゃん
というワーキング・ペーパーを出してるけど、もちろん、そこで使って
いる数字だって、事後的なもの。 たとえば、カールソン・パーキン法
(だっけ?)とかで、製品価格DIから割り出した期待インフレ率から
割り出した実質利子率とかで、追検定してみると、どんな結果が出るん
だろうね・・・?


( 役に立った! | 元スレ )
28 名前:こてはん29 投稿日:2001/08/31(Fri) 12:37

>24
そうそう、期待インフレのことは気になっていたんですよ。
すりらんかさんはインフレはコントロールできるって言っていたけど、
そのあたり気になるので、どなたかご存じの方ご教示ください。

つまり、期待インフレ率が上がってしまった場合、逆にその期待インフレ率を
押し下げる際には、景気悪化の犠牲が必要なのではないかということです。
例えば、80年代前半のアメリカで、スタグフレーションを退治するために
期待インフレ率を押し下げる政策をとっていましたよね。その時、景気は
悪くなっていましたよね。
29 名前:ドラエモン@出張帰り 投稿日:2001/08/31(Fri) 13:38

>こてはん29殿@28

確かにインフレ期待をコントロールすることは困難です。で、インフレターゲットはまさ
にそれを実現する手段として導入されたのです。動学的非整合性つまり、都合がいいとき
だけ反インフレ政策採って、インフレが弱まるとすぐ景気刺激政策を取ると民間が考える
ようでは、そもそもインフレ率の引き下げは期待インフレ率の高止まりを通じて実現でき
ないので、一定の目標インフレ率にコミットしようというわけです。(なんて、偉そうに
説明してますが、実はここで教わったのである)

ですから3%なり4%にインフレ率を目標にすると宣言する方が、しないよりも「インフ
レ的経済」では期待をコントロールし易いはずということです。今のままなし崩しに金融
緩和を続け、批判派が憂慮しているように急激にインフレ期待が高まるよりも、インフレ
目標にコミットした方が結果的に副作用として生じるインフレの昂進のリスクは低くなる
はずです。

もちろん、この頃渡辺努一橋大助教授が強調しているように、デフレ克服の過程では、一
時的に本来のインフレ目標をオーバーシュートする必要があるのかもしれませんが、それ
なら目標値を高め(4%か5%)に設定してしまうのも手です。

なお、80年代のスタグフレーションのケースでインフレ期待の鎮圧が難しかった理由と
しては、それが石油価格という多くの先進国経済にとって事実上の本源的生産要素の上昇
であったという問題があります。現代のテクノロジーが石油エネルギーに大きく依存して
いるのは明らかで、石油からそれ以外の生産要素へのマクロでの代替は、産業構造の大幅
な変化が必要であり、インフレの本質は単なる貨幣的な現象ではなかったからです。しか
も石油価格の決定は(少なくとも短期的には)非経済的/政治的要因に依存しており、需
要の減少がストレートに価格に反映しなかったのです。
30 名前:こてはん29 投稿日:2001/08/31(Fri) 16:40

ドラエモンさん、ご教示ありがとうございます。

もう少し、私の理解と疑問を整理しておきますね。過ちがあれば、
ご指摘のほどを。

私は、期待インフレ率をコントロールすることは、基本的には可能だと
理解しているのですよ。

そこで、今回、期待インフレ率を上げることに成功したとしますよね。
しかし、その上がったままの期待インフレ率をいつかは下げないといけ
ないわけです。そうでないと、高インフレ&高失業率といったスタグ
フレーションがおこりうる状況、つまり、フィリップス曲線が上方に
シフトしてしまった状態のままになるのではということです。

それを戻すためには、期待インフレ率を下げるわけですが、そういう
ことをやると、80年代初頭のアメリカ(実質GDPが潜在GDPを
かなり下回っていた時期ですね。)のように景気の悪化を招くのは
避けられないと思うのですよ。つまり、将来時点の不況を心配している
わけです。

ドラエモンさんは、期待インフレ率を下げるコストが、80年代初めに、
高かったのは、石油価格の不透明さといった外的条件にあるとみている
わけですね。つまり、今回の日本の場合は、それほどの景気の犠牲を
払わずに期待インフレ率を下げられるとみておられるのでしょうか。
31 名前:ドラエモン 投稿日:2001/08/31(Fri) 17:03

というか、それ以上のインフレ率は許容しないゾというコミットメントがインフレ目標で
もあるわけで、せいぜい5%位までのインフレ期待しか形成されないのでは?

あなたが想定しているのは、インフレ目標を5%にしても10%くらいのインフレが発生
したりするような事態ですか?
32 名前:2ちゃんの相場師@ときどき宇野弘蔵 投稿日:2001/09/01(Sat) 00:39

マル経で経済学を学んだものにも解るように整理してほしいよな。

んで,否定派は,現実に利子率を操作できるかどうかは別として,期待インフレ率を上げて
実質利子率が多少低下しても,投資は増加しないと言ってるの?それなら解るよ。
でも,個別の経済主体は多くの場合実質値ではなくて名目値に反応するから,>>02の
ドラエモン博士の「ただし、実質金利が一定で名目金利が期待インフレ率の分だけ上昇しても、
消費需要にプラスに作用する可能性はあるのではないか?現時点での非銀行部門の保有している
現金残高は異常に多く、僅かなインフレ懸念でも消費か投資に振り向けられる可能性は十分ある
ように思われる。」
ってのがよくわかるんだけど?
33 名前:2ちゃんの相場師@ときどき佐藤和三郎 投稿日:2001/09/01(Sat) 00:45

追伸
朝までテレビのレベルで言うと,森永ちゃんなんかがわかり易かった
よな。
34 名前:野次馬 投稿日:2001/09/01(Sat) 01:21

インフレターゲットに懐疑的な理由の一つとして上げられているのは、インフレが起きる前に、日銀が引き受ける国債の暴落=長期金利の上昇が発生する可能性があるということだと思います。これが結局円の増加につながらないということではないでしょうか。

それから、アメリカの景気の具合で円高・ドル安で進行している為替相場が、何らかの契機によって円安に反転したときに、そのスピードや日本の経済の調子などによって更なる円暴落につながらないとも限らないという側面もあるのでは。

ただ、このインフレターゲットは「やってみないと分からない」という面と、「やる以上は効果が出るまでやらないと無意味」という面が並存しています。懐疑的な立場からは「予期せぬインフレ等の結果に歯止めが効かなくなる」恐れを強調していますね。
35 名前:こてはん29 投稿日:2001/09/02(Sun) 11:48

>ドラエモンさん
>せいぜい5%位までのインフレ期待しか形成されないのでは?

期待インフレ率を5%にしたとして、一度インフレに対する期待が形成されてしまうと、景気が過熱したときなど、それ以上(たとえば、10%?)のインフレがおこることはあり得ると思いますが、それは私の想定している事態とはそれほど関係はありません。

私の言っているのは、繰り返しますが、フィリップス曲線のシフトの話なんです。長期のフィリップス曲線は、垂直だと思いますが、短期的には、期待を組み入れたフィリップス曲線は、
インフレ率=期待インフレ率−e*(失業率−自然失業率) (e>=0)
と書けるでしょう。

期待インフレ率をあげるということは、このフィリップス曲線を上にシフトさせることを意味します。そこで、私が問題としているのは、将来時に、期待インフレ率を下げるように調整するためのコストです。その時、もし、インフレ・ターゲティングなりで、インフレ率を下げようとすれば、一時的には、短期的なフィリップス曲線上で動くことになるので、(下方への)期待調整過程では、一時的に失業が発生(景気悪化)することになるでしょう。

もし、短期的なフィリップス曲線の傾きが水平に近い(eが0に近い)場合には、インフレ率の低下が小さくとも、失業率は大きいものになるということがありえます。つまり、(下方への)インフレ期待調整のコストが非常に大きいかもしれないということです。

結局、現在、期待インフレ率の上昇させることはできるけれど、将来、期待インフレ率を下げるときは、景気悪化のコストが必要ではないかということです。つまり、現在の不況を回避するために、将来の不況で贖っていることにならないですかということです。
36 名前:すりらんか 投稿日:2001/09/02(Sun) 12:54

3%程度のインフレ期待が成立したとして,それを引き下げなきゃ成らない
理由が分からないです.3%程度のインフレが継続する経済というのは特に
不健全な物だとは思わないのですが,如何でしょう.

あと,こてはん29さんの想定するインフレ・アウトプットトレードオフ
の源泉は貨幣錯覚ですよね.それだと,期待インフレを裏切ることが経済
を動かす原動力ということになる.ってことははじめからターゲットイン
フレを守る気がないという前提で政策を採ると言うことです.しかし,こ
こで議論されているインフレターゲットはその種の物ではないと思います.
37 名前:ドラエモン 投稿日:2001/09/02(Sun) 14:08

>こてはん29殿

このデフレの経験で重要な教訓は、平時でもインフレ率3%か4%くらいを維持しないと、需要
サイドに下向き圧力が働いた場合に金融政策の有効性が著しく減殺されるということと、効率的
なサプライサイドを維持するために必要な相対価格の調整もクリーピングなインフレがないと実
現できないという事だと思う。その意味で、最終的にゼロインフレに到達するために必要な費用
を心配する必要はないでしょう。





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