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よいデフレ悪いデフレ

1 名前:すりらんか 投稿日:2001/03/13(Tue) 14:04

なんか一部論説で
「デフレは悪いとはかぎらない」→「今のデフレは良性のデフレ」
という主張がちょくちょく見られるようになってます(逆にインフ
レへの恐怖心は妙に高まっている).私自身は「よいデフレ論」は
かなりナンセンスだと思うのだけれど,如何でしょうか?
2 名前:ドラエモン 投稿日:2001/03/13(Tue) 17:50

相対価格調整と絶対価格変動の混同が問題だと理解されていないのが混乱の元。
3 名前:ぺいぺい 投稿日:2001/03/13(Tue) 22:03

教科書みたいに言ったら、
良いデフレ=ASの右シフト←技術の進歩 悪いデフレ=ADの左シフト←需要の減退
ってことですか?


( 役に立った! | 元スレ )
4 名前:ドラエモン 投稿日:2001/03/13(Tue) 22:22

>ぺいぺい君

石油危機後のインフレと、85年からの原油価格暴落によるディスインフレの分析は、
AS−AD曲線で説明できます。非産油国では石油は本源的生産要素だから、その価格
変動はAS曲線のシフトを招くから。

問題は、今の「良いデフレ」は、工業製品に比べて高すぎた国内消費財価格の下落なの
で、相対価格調整だと言うことです。しかし相対価格調整なら総平均であるCPIが低
下する必要はないはずです。今日の日経の岩田先生の論文にもあるように、デフレは、
結局のところ構造調整を「遅らせる」結果となる可能性が高い。ことに、資産価格の下
落が続いている状況下では、このことは益々明らかだと思われます。
5 名前:すりらんか 投稿日:2001/03/13(Tue) 23:13

>ぺいぺい君
AD-ASで考えたならその後こう叫ぼう!なんでYは増えないのよ.

相対価格の変化が,日常的に目に付きやすい業界の価格低下によ
って起きている所から,「日常感覚」で良いインフレ(<自分に
得だから)という感覚になっているのだと思うけど,問題は一般
物価水準が下落しているという点だ.ラスパイレスのCPIが下がる
ってかなり大幅な下落があるってことでしょ.経済にデフレギャッ
プがあり,名目賃金に下方硬直性があるなら(「経済学」学の世界
ではこれはもちろん反論されるだろうけど,現実を語る上では「も
うしょうがないんじゃない,いい加減認めようよ」と思う)デフレ
が景況にとって良いはずがないと思うのだが.
6 名前:ドラエモン 投稿日:2001/03/13(Tue) 23:49

>すりらんか氏

いや、もう貨幣賃金の下方硬直性を言う段階は過ぎとる(w
今や、アーヴィング・フィッシャー(1930年代)的な債務デフレ段階だよ。
だから、賃金が下がり物価が下がるが、フィッシャー効果がピグー効果を圧倒して、
岩井好みのデフレスパイラルの緩やかな奴が進行しているのだ(大藁
7 名前:へなへな 投稿日:2001/03/13(Tue) 23:56

デッドデフレーションですね。

ポストケインジアンじゃないのだけど、
ポストケインジアンのミンスキー@金融不安定仮説がすきな私には
興味深いです。

だれか、金融不安定仮説に興味あるかたいません?
8 名前:Zarathustra 投稿日:2001/03/14(Wed) 00:01

>7

興味あります.って以前サーベイ論文読んだだけですが,
あれって今でも研究してる方いるんですか?実証研究とかあります?
9 名前:へなへな 投稿日:2001/03/14(Wed) 00:28

>8

神戸大の人が金融不安定性仮説の動学モデルをつくっていたとおもいます。
あと、つくばの金融論の人も紀要に書いているようです。

実証についてはわかりません。

彼の理論は定性的かつ記述的なので、指摘が興味深いものであっても
あまり現代には受け入れられないようなかんじですね。

もっと注目されてもいいと思うのですが・・・。
10 名前:一企業人 投稿日:2001/03/14(Wed) 01:12

ケインズもミンスキーも企業人からみると馴染み深いの感覚ですね。
ケインズの姿勢というか視点というのは、特に、新規の事業を起こすとき
に共感を覚えますね。ミンスキーのそれは、事業の累積的な進展・流れの
中で共感を覚えますね。
11 名前:名無しさんのマーチ 投稿日:2001/03/14(Wed) 15:40

>日経の岩田先生の論文にもあるように、デフレは、
結局のところ構造調整を「遅らせる」結果となる可能性が高い

この論文でデフレは資源の移動コストを高める、
とありましたが、どういうロジックで
そうなるのでしょうか。余り関係ないような気がするんですが。
12 名前:ドラエモン 投稿日:2001/03/14(Wed) 19:16

>11
資源のスムーズな再配分は二つの条件が必要。

第一は、フローの財・サービスの相対価格がうまく動くこと。貨幣賃金の下方硬直性があ
る場合、相対価格の調整は絶対水準の低下を必要としないインフレ下の方がうまくいく。

第二は、ストックの再配分には金融が付かなければならないと言うこと。工場たたんで、
新規事業に出るだけだって資金調達の必要がある。しかし、借り手・貸し手ともバランス
シートが痛んでる今のような状況下では、その金融が付かない。インフレで多少なりとも
バランスシートが改善したりキャッシュフローが増えれば、それは容易になる。
13 名前:ぺいぺい 投稿日:2001/03/20(Tue) 10:51

W/P=F’(L) の変化分をとって、
賃金の変化率=限界生産性の変化率(L)+価格の変化率
としたら、賃金の硬直性を仮定すると、価格が下がると、
限界生産性を上げるしかない。 技術の進歩で生産関数が
上方にシフトすればよいのだけど、TFPもあまり伸びて
いないので(景気後退期なので、下方のバイアスはある)
Lを減らして、限界生産性を上げるしかなくなる。 する
と、企業の労働という生産要素需要は冷え込んで、失業や
ら何やらで、GDPの多くを占める消費が落ちる。 する
と、価格はもっと落ちる・・・

でも、コストの価格転嫁率を下げている要因って、何なの
でしょうか・・・?





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