いちごBBSまとめログ

 
コテハン
全て(26108) - ドラエモン(15378) - すりらんか(5008) - ザモデル(384) - ぼけ老人(172) - プロボーラ(379) - cloudy(881) - BUNTEN(654) - 一夢庵(622) - へなへな(611) - ぺいぺい(97) - 植田(33) - 先公(418) - 歌舞音曲(796) - 毒虫五郎(29) - 普通の人(18) - 派遣の人(105) - だな〜(79) - 山形(99) - Mんぷす(4) - こてはん29(76) - Gerard Debreu(265) - 名無し
 
カテゴリ
全て(26108) - DSGE - マクロ - ミクロ - その他経済学 - 日本経済 - 海外経済 - 金融政策 - 財政政策 - 雇用・賃金 - 物価 - 為替・国際収支 - 政府・行政 - 長期不況 - 構造問題 - 人物評伝 - 分類不能


ロバート・ルーカスはかく語りぬ

1 名前:ドラエモン 投稿日:2002/02/13(Wed) 11:05

日本銀行がデフレ的な政策に傾きがちであり、結果的に物価が下がっているということだ。一歩間違えばこれは恐慌になる、と近代経済学は教えている。

日銀が間違えているのは、金利水準に焦点を当てすぎていることだ。日銀は「金利水準は非常に低く、やるべきことはやり尽くした。従って我々に過ちはない」と主張する。だが、それは違う。

国債だけでなく、極端な話をすれば、ドルでもポテトでも銃でも買ったらいいということになる。

日本は恐らく、財政刺激も必要なのだろうが、これまでの財政拡大のペースを見れば、日本のマネーサプライをさらに増やす余地はあるように見えるし、日銀にはそれができるはずだと思う。

合理的期待形成理論に基づいても、そうしたデフレは害がないと考える理由はないし、デフレが実体経済になんの影響も与えないとの結論にもならない。

−−−−日経ビジネス2月11日号「景気後退、米は軽傷だが日本は深刻」

思わぬ方角からの援護射撃か?日銀は「振り返ると独りぼっち」なのか?
2 名前:ぼけ老人 投稿日:2002/02/13(Wed) 11:26

これは本当ですか?
いやあ、トービンとルーカスが同じこと言う時代が来るとは。
学界の対立を終結させた日銀の業績は大きいですなあ(大笑)。

O氏はシカゴに電話をかけているところかも。


( 役に立った! | 元スレ )
3 名前:すりらんか 投稿日:2002/02/13(Wed) 12:04

穀物法以来の大同団結かも知れない!

確かに,どのタイプの経済学でも(標準的なモノなら)インフレ政策
だよなぁ.日銀の人が何でここまでデフレ政策に拘泥するのかホント
わからんですなぁ.
4 名前:プロボーラー 投稿日:2002/02/13(Wed) 12:33

記事を読んでないのでコメントしずらいですが、銅鑼さんを信用しますね。
教祖はつらいですな。教徒は教義を勝手に神化するし、聴取はそれに追従するし。
ケインズの場合にも同じことが言えますけど、賢者の「常識」というのが凡夫の「知恵」と乖離するところが重要ですね。
5 名前:ドラエモン 投稿日:2002/02/13(Wed) 13:21

うわ! 苺マクロ屋総動員でレスが来るとは、空前の反響(笑

2ページだけのインタビュー記事で、1ページ目は内生的成長理論の話、日本の金融政策の話
は1ページだけ(タイトルとか抜かすと、それでも7割以上)ですが、正直驚いた・・・

もちろん、財政政策の話をするときルーカスがどんな皮肉な笑みを浮かべていたか分からない
し、最後の方では「金融政策は経済成長を速めたり失業率を低下させるために体系的に使って
はいけない・・・」といったコメントもあり、額面通り受け取って良いのか否かは若干の疑問
無しとはしません。しかし、2月12日の「総合デフレ対策メモ」の後だけに、感慨無量です。
6 名前:ららら 投稿日:2002/02/13(Wed) 13:37

ルーカスに

>日本銀行がデフレ的な政策に傾きがちであり、
結果的に物価が下がっているということだ。
>日銀は「金利水準は非常に低く、やるべきことはやり尽くした。
従って我々に過ちはない」と主張する。だが、それは違う。

などと言われたら、確かに今頃O氏あたりは話が違うよと、
泣いているかもしれませんね(笑)。

ただ、ルーカスの中で金融政策を肯定するに当たって、
どんな枠組みで考えていたのか、その点は
ちょっと興味のあるところではありますね。
7 名前:ヨロズ 投稿日:2002/02/14(Thu) 09:37

ルーカスは広義のマネタリストだから(貨幣的景気循環論だから)、順当な
コメントなのでは。プレスコットが言ったら驚きますけどね。
8 名前:ららら 投稿日:2002/02/14(Thu) 11:22

基本的に、
>どのタイプの経済学でも(標準的なモノなら)インフレ政策
だよなぁ.

ということなのでしょうね。
ただ、ルーカスがマネタリーなものはマネタリーでというのに対し、
マネタリスト的なケインジアンとは、
>「金融政策は経済成長を速めたり失業率を低下させるために体系的に使って
はいけない・・・」

という点から違ってくるっちゅーことか。

ともかく今日は記事を読んでみよっと。
9 名前:ドラエモン 投稿日:2002/02/14(Thu) 12:29

>ヨロズ氏

>ルーカスは広義のマネタリストだから(貨幣的景気循環論だから)、順当なコメントなのでは。

つまり、90年代の日本経済の現実に立脚すれば、超低金利政策がもっと早い段階で徹底的に
行われるというのが「合理的期待」だったのだが、それを裏切って引き締め気味の政策が続い
てきたことで、悪い方への「サプライズ」が累積していると言う風に解釈すればいいんでしょ
うかねぇ?

確かに、80年代後半に、日銀の政策反応関数のパラメータが不連続に変化したという地主・
黒木・宮尾とか、バーナンキの結果を考えれば、合理的期待派の貨幣的景気循環の典型的な
ケースと言えなくもないのかな???

どちらにしろ、貨幣の中立性命題を盾にしてマイルドデフレを擁護する人は窮地に立ってい
るのは、間違いないでしょう。
10 名前:ヨロズ 投稿日:2002/02/14(Thu) 13:31

>つまり、90年代の日本経済の現実に立脚すれば、超低金利政策がもっと早い段階で徹底的に
>行われるというのが「合理的期待」だったのだが、それを裏切って引き締め気味の政策が続い

70年代のルーカスの議論(貨幣錯覚)に基づけばそういう解釈になるのでしょう。
ただその後のルーカスは貨幣錯覚説にそれほどこだわっていないように私には思えます。
むしろ現金制約とか、資産市場への参加を取り入れたモデルとかを考えているような気が。

>どちらにしろ、貨幣の中立性命題を盾にしてマイルドデフレを擁護する人は窮地に立ってい
>るのは、間違いないでしょう。

銀行や保険会社の存亡が取りざたされる段に至っては、もはやケインジアンも新古典派も
ないですよね。なぜ日銀は抵抗するのだろう?
11 名前:あひゃ 投稿日:2002/02/14(Thu) 15:30

http://y.virtualave.net/clubaaj.html
↑でも取り上げらてるけど、リンクの仕方間違ってるよ、いなばさん
12 名前:ららら 投稿日:2002/02/14(Thu) 21:46

記事みてみたんですけれど・・・
ルーカスの議論に有効な「サプライズ」を政府が行うことは
可能だなんて話ありましたっけ?
どなたかそのような文献があれば教えていただけないでしょうか。

それから、ルーカス自身は「インフレ率がプラスであることは重要」だと
述べています。
そのとおりと思いますが、やはり合理的期待形成の枠組みからは、
釈然としないものを感じます。
ルーカスはNAIRUみたいなものはOKなんでしょうか?





お問い合わせ