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公定歩合の引き下げ

8 名前:ドラエモン 投稿日:2001/02/12(Mon) 01:36

>07氏

3月の年度末を控え、株安とRTGS(債券売買の即時決済制度)導入の相乗効果で金融市場で
不安感が台頭してきている。下手すると、問題行が資金繰りに窮する局面の発生も懸念される。
そういう事態はコール金利の急騰で現象するが、現行の間接的なコール金利誘導のもとでは、別
に危機が起こらなくても一時的なコール金利の急騰は起こりうる。そのため、危機=>金利が、
金利=>危機と言う具合に逆転しかねない。

そこで債券担保貸出制度を導入し、コールの上限を公定歩合にしたわけだ。これで、一時的な需給
のぶれが、危機の引き金を引くような事態は回避できる。

しかし、この「ロンバード貸し制度」の導入は、マクロ的にはどうでも良いことだけど、金融調整
と言う面では「画期的」な出来事だね。コール市場に日銀が直接介入するルートが出来たわけだか
ら。超過準備の持ち越し容認と受動的日銀貸し出しの組み合わせで、日本の準備市場も一応は欧米
型の物と言うことになったわけだ。もう、日銀のお家芸だった金融調節(積み進捗理論?)の出る
幕は、事実上終わり。

さらに、コール<公定歩合というノーマルな関係が今後は続くわけだ・・・
9 名前:新世紀名無しさん 投稿日:2001/02/12(Mon) 18:04

末期の日債銀でも市場で調達できるという仕組みですね。
つぶれそうな銀行が突然つぶれるようなことを避けれるという仕組みですね。
でもそれでは、コールレートで借りれない銀行が日銀から公定歩合を払って
自由に借りるということになりませんか?それとも日銀から借りる段階で
すでに「管理ポスト」に入っているとみなされるということでしょうか
10 名前:新世紀名無しさん 投稿日:2001/02/12(Mon) 18:06

公定歩合の引き下げというのは金融緩和とはぜんぜん関係ないこと
だったんですね。
「公定歩合を引き下げると金利が下がる」というようなことはないと
いうことですね
11 名前:ドラエモン 投稿日:2001/02/12(Mon) 18:11

そういうこと。通常の日銀貸出は日銀が特に認めた場合だけ貸すという制度だけど、今度のは
債券を担保にすればいくらでも借りられる。

でも、「末期の銀行」という表現は妥当ではない。これまでの金融調整が、そもそも、公明正大
なシステムじゃなく、チクチクいびってコールを誘導するような変なシステムだったわけで、
今度の制度は普通の欧米並システム。

ご存じかもしれませんが、今までは毎日の資金需給を推測して金利誘導するためにもの凄い量の
人的資源の無駄使いをしてきたのだよ。秀才集めて、担当銀行の毎日の資金繰りを監視するわけ
だから。今までが馬鹿馬鹿しい制度であったわけです。

担保に入れる国債あるなら大手を振って資金調達できるんですから、別に管理ポストとかいう話
にはならないでしょう?
12 名前:ドラエモン 投稿日:2001/02/15(Thu) 21:58

またまた出ました、速水語録。

国会で鈴木先生に質問されて、逝っちゃいました。「ロンバート貸しは破綻金融機関にも日銀
貸出する制度です」。ガチョーンとはこれね。これで「ロンバート借りする銀行は破綻行」と
いう風評が立つ可能性が出てきた。制度考えた日銀マンは泣くに泣けないだろう(心から同情)

マジで労咳が目立ってきたように思う今日この頃・・・
13 名前:へなへな 投稿日:2001/02/16(Fri) 00:46

ロンバート型貸し出し・・・
私は「ロンバート街」しか思いつきません。
なんで、宇野弘蔵が訳したんだろ(笑)
14 名前:すりらんか 投稿日:2001/02/16(Fri) 01:13

バジョットだよね?<ロンバート街
訳宇野弘蔵なの?……知らなかった.
15 名前:ぼけ老人 投稿日:2001/02/16(Fri) 16:01

M山局長更迭らしいですな。
16 名前:U 投稿日:2001/02/16(Fri) 23:54

そうなんです。。。(泣)
でもH川さんは隠しダマなので
面に出て欲しくないなあ。。。。
17 名前:へなへな 投稿日:2001/02/17(Sat) 00:02

結局、量的緩和ですかね?
18 名前:ぼけ老人 投稿日:2001/02/25(Sun) 02:59

>関係者各位
H新局長の評判はどうですな?
噂では日銀内で独立政権樹立だとか(苦笑)。


( 役に立った! | 元スレ )
19 名前:新世紀名無しさん 投稿日:2001/02/25(Sun) 05:49

学術論文じゃないけれど、
H新局長は中央公論の3月号に日銀の金融政策について、いろいろ書いてた。
20 名前:へらへら 投稿日:2001/02/26(Mon) 19:52

すみません、教えてください。
今の日本経済って、流動性の罠という状態に
陥っているというのは正しい見方でしょうか?
もともと曖昧な概念ですので一概にはいえないんでしょうが・・
21 名前:通りすがりのしろうと 投稿日:2001/02/26(Mon) 20:04

> 今の日本経済って、流動性の罠という状態に
クルーグマンの紹介者であるところの山形浩生氏が
かつて「消費税引き上げ」を宣言すれば、
そのトラップから抜けられるのでは、てなことをのたまっておりました。
http://www.hotwired.co.jp/altbiz/yamagata/981020/

この板の諸賢は、その説をどうジャッジしますか?
専門でもないヤツの半端な思いつき?
それともそれなりに妥当性のある話?

#もし話の流れを阻害しているようでしたら、黙殺してくださいな。
22 名前:ドラエモン 投稿日:2001/02/26(Mon) 22:12

あるエコノミストが言ってましたが、一回ゼロに下げて逐次引き上げるのが更に効果的でしょう。
終わり無き駆け込み需要(苦笑)だけど、余計なコストも馬鹿にはならないよね。
23 名前:ドラエモン 投稿日:2001/02/26(Mon) 22:21

>>22は>>21へのコメント。

>へらへら(紛らわしい名前だ)@20
昔のケインズ経済学の「病理的ケース」である流動性トラップ+投資の利子非弾力ケースの両方
をまとめて、今では「流動性の罠」と呼んでるようですね。さらに、消費の動学理論に立脚すれ
ば消費性向もある条件下では低下してしまう。これも混みで、流動性トラップなんでしょう。
要するに、通常の金融政策が機能不全に陥る(現在の先進国経済では短期の有効需要政策=金融
政策だから、マクロ経済政策一般の機能不全とほとんど同じ)場合を、流動性トラップと呼んで
居ると言っても良い。

さて日本ですが、ゼロ金利+設備投資不振+消費性向低下ですから、まさに上に上げた条件を全
部満たしていることになる(w

結論:現代風の用語法に従えば、クルッグマンの命名自体は極めて適切だった。
24 名前:ドラエモン 投稿日:2001/02/26(Mon) 22:49

訂正@23

短期金利を引き下げても長期金利が低下しないのが、オリジナルの「流動性トラップ」でした。
名目長期金利は下がってるので必ずしも、この古典的な定義には従っていない。しかし、デフレ
を考慮して実質期待長期金利を考えればやっぱり高いよね。
25 名前:通りすがりのしろうと 投稿日:2001/02/27(Tue) 18:53

なるほど。
話としては面白い、ていどのことなんですね。
ありがとうございました。
もちっと勉強してみよう。
26 名前:すりらんか 投稿日:2001/02/28(Wed) 16:34

また利下げですね.もういいじゃん0にしようよ(藁).
27 名前:ぼけ老人 投稿日:2001/02/28(Wed) 17:17

植田さんは恐るべき強運(?)ですな。
28 名前:ドラエモン 投稿日:2001/03/01(Thu) 02:20

しかし、2・28の会見で、あの速水総裁が「普通でない手段も考慮する」と述べた・・・
遂に、史上最大のマネタリーポリシーの実験開始の日も、幻ではなくなるのだろうか。





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