いちごBBSまとめログ

 
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▼バランスシート不況という認識は?

72 名前:ドラエモン 投稿日:2002/02/02(Sat) 12:01

>ぼけ老人さん

どうもお久しぶりです。あなたが消えるは、すりらんか氏は臍まげるはで、2週間ほどマクロ屋
常連が僕一人だった時期がありまして、どうもそれ以来、従来のアカデミック路線から微妙に軌
道が変わったようで、2ちゃんでも「爺のオールドケインジアンしかいない苺」との罵倒カキコ
がありました(汗 帰ってきて頂けて本当にウレシイ。

で、さっそく文句ですが(w

>日本的なマクロ屋らしい反論ですね(笑)。
>(ありがとうございます>らららさん)
>小林さんの頭の中には、AD−ASはないでしょう。
>シカゴでは教えませんしね。

AD−ASがあろうか無かろうが、元々のアイデアは「ソ連崩壊後のロシア経済」を説明する
概念として「ディスオーガナイゼーション」があるわけで、その経路での経済に対する悪影響
は生産の縮小であり、インフレ圧力のたかまりという図式には、結局変わりは無いんじゃないですか?
73 名前:トトロ 投稿日:2002/02/02(Sat) 18:15

>>66
私の投稿の書き方が、感情を逆撫でするような書き方になって
しまっているのかも知れません。今、読み直して、そんな事も
思いました。気をつける事にしましょう。

私は、単に疑問を述べただけですから、「違いますよ。」と言って
頂ければ、それで結構かと。

お邪魔しました。
74 名前:ららら 投稿日:2002/02/02(Sat) 19:59

>>74

ハハハ、じぇんじぇん感情を害したりしていません。

ちょっと私の書き方も軽くて雑駁なものだったかもしれません。
が、トトロさん同様、私もトトロさんの気分を
害そうなどという意図は全くありません。
匿名の掲示板では書き手が意図したものよりも若干強い印象を
与えてしまう傾向があるみたいです(自戒)。

ただし、>>66で私が書き込みをした程度でのもので、
一々感情云々を言っていたのでは、肝心な議論の内容には
永遠に入っていくことができず、
はっきり言ってうざったく板の無駄です。
トトロさんも物理におけるミクロ・マクロの違いを力説されていたわけで、
それが一言「違います」で本当に納得されますか?

自分の意図したものと異なるレスが帰ってくるのは、
こういった匿名の掲示板では避けることはできないですし、
異なる意見と出会えない掲示板というのもつまらんでしょう。

とここまで書いてきて、このレス自体が他の参加者から
どんなつっこみが来るか私自身全くわからないわけですから・・・。

というわけで少しセンシティブな人は
こういうところは向いてないかもしれません。
75 名前:ららら 投稿日:2002/02/02(Sat) 20:00

誤 >>74
正 >>73
76 名前:トトロ 投稿日:2002/02/02(Sat) 21:24

>>74
本当に、ありがたいレスです。自分は、今、飲んでますけど、嬉しいんで、はずみでレス
させて、頂きます。

私は、センシティブでは有りません。だから、むしろ他人のセンシティブなところに気が
つかないところを、とても気にしているのです。だから、あんなレスになりました。私の
ような無神経な人間の一言が、当り前の神経の人間の心をえぐるような事になる事を、私
は、心の中で、恐れているのです。・・・アラシの為に、僕の故郷のBBSレンタルが、
総管理人さんが耐えられなくなって、閉鎖しましたから。だから、荒れるのは、もう、嫌
なのです。

>トトロさんも物理におけるミクロ・マクロの違いを力説されていたわけで、
>それが一言「違います」で本当に納得されますか?

もちろん、できません。そこで、私が聞きたい事は、「それは、違うぞ。」の一言なのです。
「本当の事は、こうなんだ。」の一言なのです。僕は、偏見をもって見ているかも知れない。
けれど、それをぶつけて、本当の事を知りたい。だから、僕が求めている一言は、「それは
違うぞ。」のハートの一言なのです。

だから、「それは、違うぞ。」を、ハートを込めて、ぶつけて頂けるのなら、僕は、何度でも
僕の内にあるものを、ぶつけて行きたいと思います。
77 名前:ぼけ老人 投稿日:2002/02/03(Sun) 02:54

>>72
私も心はケインジアンなのです。が、吉川ゼミの知人などに「やはり、ケインジアン同士・・」
などと言われると、「一緒にしないでくれ」とは思いますが(笑)。

AD−ASの話しですが、まさにこの点につきると思います。
ここは立入たくないんですよ。実は。
小林さんは、90年代にシカゴで学んだ人ですよね。総需要と総供給が
乖離すると思っていないのですよ。AS曲線の根拠づけというのは、
cash-in-advanceあたりでマネーを取りこんで、あとは粘着価格ですよね?
うーん、GDPギャップとインフレの関係がこれで一意に決まるということに
それほど自信をもっていないと言えばいいでしょうか。
答えになっていませんが、「そんなことは気にしない」とでも言いましょうか・・。
78 名前:ドラエモン 投稿日:2002/02/03(Sun) 15:33

>ぼけ老人氏

結局、ポストフリードマン的シカゴ学派というかRBC的には、そういうことになるんでしょう。
でも、だとしたら、なぜ不良債権処理を強調するか理解できない。不良債権抱え込みも、追い貸し
も、みんな合理的行動の結果なわけで、政策的に介入する余地はないんじゃなかろうか?

もちろん、制度的な硬直性で本来到達すべき均衡価格体系への調整がおくれているとかなんとか
いうロジックは可能だろうけど、そういう話しでもないですよね。>小林氏の議論

それにつけても、RBC的な世界なら硬直性緩和のためにはインフレが最も簡単で確実な政策の
処方箋だと思いません?林先生も、林&プレスコットのRBC的なフレームワークで現実を理解
していても、インフレターゲットで問題解決を提案してるわけだし。
79 名前:ぼけ老人 投稿日:2002/02/03(Sun) 19:30

>>78
ここは本当に難しいところです。
とりあえず、RBC=完全市場=効率的というふうに考えるのだけは、止めませんか?
狭義のRBCはそうですが、実はRBC的な動学的一般均衡モデルと資本市場の不完全性は、
割と相性がいいのです。Kiyotaki and Mooreのクレジットサイクルモデルは、
非効率性がありますが、極めてRBC的な枠組です。
モデルの道具立てはRBC的ですが、導出される帰結はケインジアンなのです。

資本・金融市場の不完全性が、生産(=需要:ここがミソです)を低下させると
考えている経済学者はたくさんいます。情報の経済学を専門にする人々もそうですが、
彼らのアタマの中では、なんらかの不完全性が、総供給と総需要が一致したまま、
最適な点からズレるイメージを持っています。
80 名前:ドラエモン 投稿日:2002/02/03(Sun) 19:43

>>79

誤解されると嫌なので明言しておきますが、別に均衡モデルが嫌いという訳ではないんです。
それどころか、ハイエク辺りの問題意識や、ヒックスの資本と時間のモデルなんかは、均衡
モデルで部門間の資本配分の必然的な調整過程で経済変動が生じる過程を描いていて面白いと
思ってます。おそらく、清滝&ムーアも、その系統のモデルと言えるんじゃないんですかね?
読んでないから、丸で見当違いかも知れませんけど。

で、マクロの需給が一致したまま生産が減少し、同時にデフレが生じているとしましょう。これ
は需給不均衡によるデフレではない。つまり、金融政策の直接的な帰結であることになる。日銀
見解の「デフレ阻止は財政による需要拡大か、構造改革による自律成長」という議論は破綻します。
だが、ディスオーガニゼーションも結局は企業が十分な自己資本なり純資産持っていれば防げる
現象でしょうから、金融緩和なりインフレ政策で、この部分を解消すれば、自動的に問題は消え
るということになりません?
81 名前:boke 投稿日:2002/02/03(Sun) 19:44

少々、文章がヘンでした。失礼。

ぶっちゃけた話をすると、金融・資本市場の不完全性のモデルを扱う人達の
頭の中には、マネーとか物価がないのです(笑)。
清滝さんが現在、新しいマネーのモデルを構築中なので、それでも待ちますか。
金融市場と一般物価を同時に(パッチワークではなく)扱えるモデルは、
初めてではないですかね。

うーん、結局、どこにも行きつかない駄レスをしてしまった。
申し訳ないです。
82 名前:ぼけ老人 投稿日:2002/02/03(Sun) 19:53

そうそう。私も明言しておかねば。
私は国債買い切りオペ増額を筆頭に、あらゆる金融緩和策に基本的に賛成です。

金融面の機能不全から生じるディスオーガニゼーション型の「不況」が起きている時に、
インフレがどう決まるのか、よく分らないというのが正直なところでしょう。

ハイパーインフレを心配する人がいるなら、私がハイパーインフレが起こらない方に
1000万円くらい賭けてあげるので(笑)、安心してもらうとして、
物価がどう決まるかというメカニズムに関わらず、金融緩和を渋る理由はないでしょうね。
ただ金融緩和単独では効果がないかも知れないとも思いますが。
副作用が考えられない以上、反対する理由は思いつきません。


( 役に立った! | 元スレ )
83 名前:ぼけ老人 投稿日:2002/02/03(Sun) 20:01

金融緩和単独では効果がないかも知れない根拠というのは、
これまでの経緯をみても説得的だと思いますが、要はインフレを起こすこと自体が
難しいのではないかということです。インフレになってしまって、B/S問題も財政赤字も
全てがチャラになってしまえば、それはそれでいいのでしょうが、そうはならない可能性も
あるでしょう。

「悪貨が良貨を駆逐する」的な状態の機能不全な金融市場で、インフレをこして全てを
水に流すようなやり方は、どうもしっくり来ません。それでも上手く行くのかもしれませんが、行かないかも知れないなあ、という程度の観測です。
正攻法は、悪貨を一気に掃除してやり、マーケットの平均値を正常に戻してやることですから、
それも一緒にやりたいというのが、政策提言としては素直だと思います。
84 名前:名無しさん2002 投稿日:2002/02/03(Sun) 21:22

>ぼけ老人氏

>金融・資本市場の不完全性のモデルを扱う人達の頭の中には、マネーとか物価がないのです

だと思います(w)というか、ある意味で二分法の世界でしょうね。だから、物価は貨幣量だけ
と>>80で書いたのです。
85 名前:銅鑼 投稿日:2002/02/03(Sun) 21:40

>>84=銅鑼です。スマソ
86 名前:ぱっぱらぱー 投稿日:2002/02/05(Tue) 22:13

情報の非対称性が貸し渋りにつながっているという話についてですが、
バブルを伴った激しい景気循環の下では、好況期に銀行が審査部門から
営業部門へ経営資源を移動させ、その結果、銀行の情報生産機能の基盤が
脆弱化し、不況期になってこれが顕在化し、企業の将来性、収益力を
満足に判断できなくなって、それが貸し渋りに
つながっているとは考えられませんか?

銀行の情報生産機能は高度な専門知識を必要とし、いったん損なわれると、
回復させるのが難しいと聞いたことがあります。

邦銀の場合、実際に、バブル期に総本部制が敷かれ、審査が
疎かになったといわれています。
バブル後には、旧来の機能別組織に改められたものの、
いったん失われた情報生産機能の基盤は簡単には復旧できず、
それが貸し渋りにつながっているということです。
87 名前:すりらんか 投稿日:2002/02/06(Wed) 15:08

>ぱっぱらーさん
銀行の審査機能の劣化はバブル(不動産担保による不動産買い付け)発生の
主犯でもあると思います.ただし,貸し渋りに関してはその深刻化は96年以
降であるとの研究があるので,企業の名目収益が伸びようがないデフレ下に
おける致し方のない選択のような気もせんではないです.

↑もちろん現在の銀行の審査能力が万全だと言うつもりはさらさら無く,景
気拡大期にその欠如が再度資源配分をゆがめる可能性は高いと思いますが,
「今銀行に急に審査能力が付いたなら景気は回復する」というわけではない
だろうなぁという意味です.
88 名前:銀行員まがい 投稿日:2002/02/09(Sat) 04:53

>すりらんか様

すりらんかさんが時折書かれる「銀行の審査機能の劣化」とバブル発生を結びつける
お考えには違和感を感じます。銀行とて所詮リスクとリターンを考量して投資(貸付)
を行っているだけで、バブル期はハイリスク・ハイリターンの投資の割合が多く、
結果的にハイリスク投資が裏目に出た、ということだと私は考えます。

ここから帰結するのは、「企業財務の分析力が低下した」ということではなくて、
ポートフォリオ戦略が失敗した、リスクを取りすぎた、ということではないかと。
どっちも要は銀行が無能だからだろ、といえばそれまでですが、とるべき対策は
この何れかによってぜんぜん違って来ますよね。もしリスク配分を間違えたという
ことなら、今後「審査能力」を向上させても同じような大量の焦付きというのは
起こりうる訳ですから。

で、申し上げたいのは、すりらんかさんは折角優秀なのに、銀行員の今昔比較なんて
訳のわからない分析で満足して、そこで思考が停止してしまっているのでは、って
こと。それじゃ「昔の政治家は(経済学者は)偉かった」というのと同じでしょ。
私としては、すりらんかさんにもっと思考を進めてもらって、それを教えて頂きたい
んですよね。これいやみじゃなくて、単なる期待の表明ですから。
89 名前:名無しさん2002 投稿日:2002/02/09(Sat) 10:43

ミネルバのふくろうは、暗闇になってはじめて飛び立つんですよ。
90 名前:名無しさん2002 投稿日:2002/02/09(Sat) 11:28

ポートフォリオ戦略なんて言葉でイケイケドンドン経営ごまかしてるところが
イヤラシイです
91 名前:プロボーラー 投稿日:2002/02/09(Sat) 15:38

まず、銀行員の審査能力が低下したんでなくて、審査能力が問われない時代から審査能力でその後のパフォーマンスが変わる時代に80年代後半に移行したということでしょう。
さらに、そういう移行が起こっていたのにもかかわらず、銀行部門としては供給過剰(預金)なので、80年代後半は何かに貸し出す必要があったということでしょう。
そういう経緯の中で、環境が90年代になって変わったけど、元々脆弱な審査力と引き続きの過剰預金で買うものがない(から国債とか追い貸しか?)んではないでしょうかね。
悲惨ですな、いずれにしても。
92 名前:すりらんか 投稿日:2002/02/09(Sat) 16:50

>銀行員さん
確かに,単純化しすぎだったかも知れません.ご指摘の点についてはプロボー
ラー先生のレスにつきるかと思いますがいくつか補足を.

>それじゃ「昔の政治家は(経済学者は)偉かった」というのと同じでしょ
というよりも,80年代自由下以前の銀行は,用意された利潤機会にどれだけア
クセスしたかのみ(つまりは預金量のみで)で儲けが決まってくるシステムだ
ったわけですよね.この様なシステム下では銀行は規模拡大こそが至上命題と
いうことになります.システムがインセンティブをゆがめた好例です.その結
果,人事・企画が出世コースという(審査軽視)体制ができあがっちゃった.
そこへ来て80年代に急にそのシステムをなくしても急には銀行もスリム化でき
ません.さらにはこの自由化はほんと中途半端なもので,登ったハシゴを外し
てしまったのに!他業種への転換も認めなかった!(この点に関しては私はむ
しろ銀行に同情的です)巨大化した規模・多角化に制約・優良な貸しての喪失
・育ててこなかった審査能力,と言う状態で銀行の貸付先が不動産偏向になっ
たというのは悪くない仮説かと思いますがどうでしょうか.





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