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▼バランスシート不況という認識は?

102 名前:名無しさん2002 投稿日:2002/02/15(Fri) 03:38

>100

日本の金融機関については論じても無駄、ということですか?
そういうスタンスはとてもつまらないですね。
103 名前:名無しさん2002 投稿日:2002/02/16(Sat) 14:59

経済理論において、銀行とは何ぞや?

異時点間の資源配分をつかさどる経済主体だと思うが、それは可能なのか?
本源的な役割がぜんぜん違う保険会社との異同は?
証券会社の情報創造機能の必要性は?
意思決定に際して必要な情報の範囲は?

こういうことは重要なんだろうけど、あまり議論されてないねえ。
議論が散漫にならざるを得ないからかねえ。
会計学とかきちっとやった専門家の方は・・・当てになりそうにないのお。
104 名前:ぱっぱらぱー 投稿日:2002/02/20(Wed) 21:50

銀行の情報生産機能とは、すなわち審査・債権管理(監視)活動ですね。
メインバンクは、企業との取引関係を通じて、当座預金の入出金、
持ち込まれる手形の内容から企業の財務・営業活動がかなり把握できますね。
ここに、特殊性があるのではないでしょうか。

それに対し、証券会社の情報生産機能はアンダーライター・ブローカー・ディーラー
業務に付随して情報面で専門性をすることでしょう。
銀行のそれとはちょっと意味合いが違うでしょう。

また、投資信託は市場型間接金融なんて呼ばれていますが(ちょっと曖昧)、
ファンド・マネージャー、とくにベンチャー・ファンドのそれは、
優秀な人になると、実際に経営者にインタビューをしたり、
工場・店舗の視察も行っているようです。
105 名前:ドラエモン 投稿日:2002/02/22(Fri) 11:55

>ぱっぱらぱー殿

ファンマネが工場見学とかに出かけるのは珍しいことではないよ。証券会社のセールスマンの
お仕事の一つは、そういう機会のセッティングだよ。
106 名前:ぱっぱらぱー 投稿日:2002/02/22(Fri) 23:02

>>105ドラえもん御大
なるほど。謝謝。

昨日のETV2002「金庫が消えた町」で、宇都宮信用金庫の破綻によって、
そこと取引のあった中小企業が貸出債権を受け継いだ信用金庫から融資を受ける際、
事業内容や事業の特徴を金庫側がまだ十分に理解しておらず、
経営方針について双方の考え方が異なり、
企業側が経営方針を練り直さざるを得なくなったことを放映してました。
社長さんは「メインバンクが変わり、一からお互いを理解しあい、
信頼関係を構築していかなくてはならなくなった。たいへんだ」
とおっしゃってました。

経営基盤、財務基盤が脆弱な中小企業はメインバンクが破綻すると、
融資を引き継いでもらえず、破綻せざるを得なくなるところが出てこざるを得ません。
貸し渋り(キャピタル・クランチ)=経営に問題がない企業に対して金融機関が
融資の実行を抑えることと理解すると、これは「情報の非対称性」に基づく
貸し渋り倒産といえませんか?
107 名前:名無しさん2002 投稿日:2002/02/23(Sat) 02:50

>>106
面白いケーススタディーですね。名古屋のやもり先生も北拓が破綻したときに北拓をメイン
バンクにしていた企業の株価が下がったという論文をEconomics Lettersにかいてましたね。
やはり銀行と借り手企業の間には関係特殊的な資本があると見るのが正しいような気がしま
す。どんな優良な借り手でもすぐにほかの金融機関から金を借りられるわけではないでしょう。
108 名前:ドラエモン 投稿日:2002/02/23(Sat) 10:37

>>106

つまり、価格の粘着性(メニューでもなんでもいいけど)以外にも、経済に内包されている硬直
牲のネタは沢山あるわけで、単純な価格機構信仰では通用しないと言う事ではあるね。

しかし、こういう関係のネットワークで機能している企業が、中国にポンと飛び出して巧くやっ
ていけるんだろうかねぇ?
109 名前:??? 投稿日:2002/03/02(Sat) 07:36

34くらいを最後に、1ヶ月ほどこの掲示板を覗くことがなかったのですが
その間議論が進んだようなので、コメントします。
このページでは、90年代からの日本経済の停滞を「信用の最適配分が損
なわれた」ことが原因だと考えたときに、具体的にどのようなメカニズム
でそれが起こったのか、ということが議論の焦点になっていると思います。
議論に参加できなかった反省を込めて、既出の仮説をまとめてみると、
BIS規制がバインディングであった(25のドラえもんさん)
▲丱屮襪侶亳海ら、銀行が心理的にリスクテイクできなくなった(ぱっぱらパーさん)
情報の非対称性の問題(37〜)
せ饂魂然覆低下して、担保制約がバインドした(53のぼけ老人さん)
ツ匹ぢ澆渓簑蝓53のぼけ老人さん)
審査能力の低下(86のぱっぱらパーさん)
Д瓮ぅ鵐丱鵐破綻による信用市場におけるディスオーガニゼーション(106のぱっぱらパーさん)
が挙げられると思います(もし漏れがあればごめんなさい)。
110 名前:??? 投稿日:2002/03/02(Sat) 07:53

これらのメカニズムによって、しかるべき産業(企業)に
しかるべき資金が配分されず、経済の成長率を落とした、
というのがストーリでしょう。ただ、Hayashi-Prescottの
論文では、90年代以降、企業が投資をファイナンスする上で、
銀行借入れはそれほどウェイトは高くなく、企業はむしろ
留保利益その他の手段を活用した、との指摘があります。
そもそも、こうした信用市場での失敗は、マクロの実体経済
に限定的な影響しか及ぼさない、との指摘に皆さんはどう
思われますか?
111 名前:??? 投稿日:2002/03/02(Sat) 07:55

また、これらの仮説( 銑А砲涼罎如
実証的に示されているのはどれくらいあるのでしょうか?
例えば、ぼけ老人さんは、だめ産業に貸し出しが増えているとして、
追い貸し問題の証左にしてられますが。
112 名前:ぼけ老人 投稿日:2002/03/03(Sun) 15:13

日銀調査統計局のWPで小林氏が、「追い貸し」の実証論文を発表した模様。
やはり、こういった金融面の「複雑な」問題を考えると、金融システムに対する
適切な政策が採用されるべきだと思いますね。
(量的緩和は並行してやればいいと思いますが)


( 役に立った! | 元スレ )
113 名前:ららら 投稿日:2002/03/03(Sun) 19:02

>112
私もざーと見てみましが、結局モデルでは土地価格が下落しなければ、
だいぶ状況は変わったということでしょうか?

>適切な政策が採用されるべきだと思いますね。
もうちょっと詳しく説明してください。
114 名前:名無しさん2002 投稿日:2002/03/03(Sun) 22:32

>結局モデルでは土地価格が下落しなければ、
>だいぶ状況は変わったということでしょうか?
この結論だけで、この人信用できねーと思ってしまう
115 名前:名無しさん2002 投稿日:2002/03/04(Mon) 05:27

>>114
なんで?
116 名前:ららら 投稿日:2002/03/04(Mon) 14:28

>114
以前、日銀から来たメールからリンク先に行って、ざーと見て
「ふーん小林さんこんなの書いたんだ」と思っていたところ、
>112のぼけ老人さんのレスを発見したので、簡単に説明してもらって
(言い出しっぺに説明してもらおうと思うのは別に反則じゃないだろう)、
ぼけ老人さんが言っていた「おい貸しと貸し渋り」の同時発生に
どう絡むのか聞いてみたかったわけです
(特に現在でもこれって妥当なのってことは)。

従って、「もっとちゃんとよくみろよ」という批判は感受しますが、
「信用できねー」だけではなくて、どう違うのかも説明してね。
117 名前:ららら 投稿日:2002/03/04(Mon) 14:31

訂正
×おい貸し
○追い貸し
×感受
○甘受
118 名前:ぼけ老人 投稿日:2002/03/04(Mon) 16:59

例の論文の内容は、追い貸しのゲーム理論によるモデルを紹介した後、
貸出供給関数が債務に関して非線型、つまり、ある一定以上に債務が増えると、
逆に貸出が増える方向に作用するという推計結果を提示しています。

「金融システムに対する適切な処置」をここで提言するのは、冗長なだけで
不毛なのでやめます。ひょっとすると、3年後あたりに現実の政策提言として
みなさんの目に触れることになる可能性もないこともないですが、
今のところはただの絵に画いた餅ですし。

一つ言えることは、追い貸しなどという現象は、クルグマン提言も含め、
伝統的なマクロ理論が考える不況とは、なにがしか違う気がするということです。
119 名前:すりらんか 投稿日:2002/03/05(Tue) 01:05

>結局モデルでは土地価格が下落しなければ、だいぶ状況は変わった
つまり,土地価格が高ければ精算時の銀行のリターンが大きくなるの
で追い貸しが選択されなくなるからということですよね.

>「金融システムに対する適切な処置」
についてぼけ老人さんは解答を避けておられますが,追い貸しという
選択を封じることによって企業が「努力」を選択するというタイプの
ストーリーとお見受けします.

しかし,この種のモデルを見たときにオールド・ケインジアンの血が
騒いでしまうんですが.当該モデルでは追い貸しが行われたときにも
銀行には正のリターンがあります.ということは,この種のモデルに
よってはまる「低生産性の罠」は非効率部門に対して資金がロックイ
ンされてしまう事が問題だと言うストーリーになるでしょう.すると
問題は「貸出需要に対し資金供給が行われない(行えない)」と言う
問題に帰着するかと思います.すると,金利には上昇圧力がかかる.
これが現在の不況状態の解釈として説得力を持つのかどうかには疑問
符がついてしまうのですが如何でしょう.

実証パートについてはもう少し考えてからコメントします.

>一つ言えることは、追い貸しなどという現象は、クルグマン提言も含
>め、伝統的なマクロ理論が考える不況とは、なにがしか違う気がする
追い貸し現象の説明としては,制度・私的行動に根拠を求めるものの
方が(これは理屈無いのですいませんが)しっくり行く気がしてしま
います(もちろん当該論文の中で両者が排他的でないことは指摘され
ていますが).また,追い貸し行動は問題ではあっても現在の不況の
メインの理由として「資金不足」「供給力不足」を持ってくるよりは
やはり「需要不足」というウンザリするくらい伝統的な者の方がしっ
くり行く気がしてならないのです.
120 名前:名無しさん2002 投稿日:2002/03/05(Tue) 01:27

企業は意思決定しない
人間が意思決定する
というようなモデルはないのですか?
121 名前:ぼけ老人 投稿日:2002/03/05(Tue) 11:31

>>119
金利が上昇するとは限らないのでは?
Stglitz and Weissでは、信用割当があっても金利は上がらないでしょう。
(モラルハザード系のモデルでも同じ)

マクロで「需要か供給か」という問題の設定の仕方にはあまり共感
できないというのが正直なところです。ただ、追い貸しを含む不良債権問題が
原因なのか結果なのかについては、答えは「保留」でしょうね。
122 名前:ドラエモン 投稿日:2002/03/05(Tue) 12:23

>ぼけ老人氏

追い貸しの対象になるような企業へは信用割り当てがあるけど金利は上がらないのは事実だと
思います。そもそもまともな金利は払えないほど酷いから事実上の破綻状態にあり、運転資金
を追い貸ししてやらなければ銀行も潰れるわけですから。

しかし、それ以外の企業への貸出も超過需要下で上昇しないでしょうか?





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