いちごBBSまとめログ

 
コテハン
全て(26108) - ドラエモン(15378) - すりらんか(5008) - ザモデル(384) - ぼけ老人(172) - プロボーラ(379) - cloudy(881) - BUNTEN(654) - 一夢庵(622) - へなへな(611) - ぺいぺい(97) - 植田(33) - 先公(418) - 歌舞音曲(796) - 毒虫五郎(29) - 普通の人(18) - 派遣の人(105) - だな〜(79) - 山形(99) - Mんぷす(4) - こてはん29(76) - Gerard Debreu(265) - 名無し
 
カテゴリ
全て(26108) - DSGE - マクロ - ミクロ - その他経済学 - 日本経済 - 海外経済 - 金融政策 - 財政政策 - 雇用・賃金 - 物価 - 為替・国際収支 - 政府・行政 - 長期不況 - 構造問題 - 人物評伝 - 分類不能


"ザ・モデル"で経済を語るスレ

172 名前:一夢庵 投稿日:2002/07/17(Wed) 22:34

>>169-171
>こでちょっとザモデル氏推奨のBlancahd and Fisher2.4を考えていいですか。

いいですよ〜〜、というかそういうスレです!それで歌舞さんの疑問を式に書くと、

[記法]
(i/k) * T(i/k)の式において、h=i/kと置く。つまりh * T(h)

[式展開]
f(h) = h * T(h)
f'(h) = T(h) + h T'(h)
f''(h) = 2 * T'(h) + h T''(h) (これが> 0)

[結論]
よって、条件(31)の最後の式のT''(h)は分子につくべきではないか

ということですよね。グラフが非対称であることの意味はちょっと分からないです。
T(h) = hとしてf(h) = h^2 (ただの二次関数:左右対称)でも条件は満たすような。。。
173 名前:一夢庵 投稿日:2002/07/17(Wed) 22:42

>>169-172

ちなみに僕も歌舞さんと同じ意見(T''は分子につくべき)だと思うのですが、
「それは違うぞ!」と何か気がつかれた方がおられたらぜひご指摘ください。
174 名前:一夢庵 投稿日:2002/07/17(Wed) 22:52

>>167 招き猫さん

呼び捨てなんてとんでもないです。。。

>>163
>すみまんせん。
まじめに謝ってるとは思えない誤字だ。鬱堕氏脳(出勤直前だったもんで。。。)
175 名前:一夢庵 投稿日:2002/07/17(Wed) 23:15

>>168 名無しさん

うーん、ゲストとはいえ湯川せんせも関わってるのか。。。ありがとう。読んでみます。
176 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/18(Thu) 01:45

>>一夢庵氏
T"の件は、とりあえずおいておいて、ラムゼイモデル(or RBC)と本質的に
何が違うのか対比させながら読むよ良い。そういう比較が、
100%出来ることがザモデルの強みなので。
さらに、ローマーの上級マクロに出てくるqモデルとの対比もinsightful。
この三つのモデルの前提のどこが違い、その結果、マクロ経済全体の動きが
どう違ってくるかを整理して頭に入れる段階まで来ると、まっとうな日本人研究者や
海外の政策担当者(FRBエコノミストなど)と一応、対等に話が出来る。
というか、話相手として扱ってもらえる。
177 名前:歌舞音曲 投稿日:2002/07/18(Thu) 05:14

>一夢庵さん。

例の図表が非対称なのはロビーで銅鑼氏が書いてくれたことと、私が169で勝手に書いたことは同じようですのでそれでこの問題は一応解決しときましょう。つまり説明されてないけど銅鑼氏のいうように「仮定」したんだと。

それでザモデル氏らしき人のアドバイスにしたがってラムゼイモデルとの比較をやりましょう。ザモデル発言録によれば、2.4の修正タイプに「有効需要の原理」を生みだすヒントがあるとのことです。おそらくこの「有効需要の原理」とはそもそもなんだ、という点が銅鑼(含む歌舞)とザモデル氏との対立点なだけに注目です。ちなみに私の理解は、開放経済(実は開放経済でなくとも政府や中央銀行あるいは公的金融機関もしくは気前のいい企業家by the modelが貯蓄資金を提供してもおんなじ)という仕掛けの中で、投資と貯蓄が独立して決定されるような「疑似ケインズ的世界」を作りだしたということです。
178 名前:歌舞音曲 投稿日:2002/07/18(Thu) 05:16

簡単にイメージすると、ある一時点を考えて

2.3までのラムゼイモデルでは

総供給=総需要(消費+投資)

が成立している。ところで2.4では貯蓄と投資が別個に決定されるので両者がイコールになるとはかぎらない。ケインズ派が喜ぶ世界がちらっと出てくるわけです。でも海外部門が直感的にいえば、この「ずれ」を気前よく埋合せてくれるのです。イメージ的に書けば

総供給=総需要(消費+投資1+投資2)

とでも書けましょうか。ここでの「投資1」は2.4の説明にでてくる投資と同じです。「投資2」は海外部門が一定の利子率で(no-ponzi制約はあるものの)きまえよく提供してくれる貯蓄資金でファイナンスされているものです(もちろんこれは私が直観的説明のために勝手に名付けたもの)。いいかたを変えれば「投資2」みたいなものがあるおかげでラムゼイ型のモデルの基本性格が維持できる半面で、「消費+投資1」のふるまいをみればあたかもケインズ的な世界(ある一時点では総需要(消費+投資1)と総供給はイコールでなくてもよくなる)が再現できるところにこの2.4の真価がありそうです。まあ、直観的すぎて間違ってかもしれませんが。IQ20以下でFRBエコノミストと話す必要ないので 藁

でもいまは眠いのでまた明るいうちに。
179 名前:歌舞音曲 投稿日:2002/07/18(Thu) 05:24

>>銅鑼さん、dellさん、このスレでザモデルでいけるところまで行きましょうよ?
180 名前:一夢庵 投稿日:2002/07/18(Thu) 07:21

>ラムゼイモデルとの比較をやりましょう。

了解です。個人的にはそれぞれのモデルの最大化の対象となる関数と制約条件の
違いに注目しています(まだ始めたばかりですが)。

それと一つB-F chap2のAppendix Cが示唆的かなぁと思ってます。

>銅鑼さん、dellさん、このスレでザモデルでいけるところまで行きましょうよ?

どのようにされるかはお任せします。
181 名前:歌舞音曲 投稿日:2002/07/18(Thu) 10:25

>>180

分権化経済と中央計画者経済とが理論的帰結としては同じだという証明ですよね。これは2.2でも論じられていることを2.4の拡張版にも適用できるかどうかを明らかにしたと思います。このところは一夢庵さんと違って私にはあんまりいまの議論の延長上では副次的な意義しかないように思っています。それとこれもザモデルで日本経済を考えるという「野望」には直接関係ないですが、もし一夢庵さんが2章のモデルの各制約条件に注意を払っていただけるのでしたら、2.3の分権化経済に政府を導入するところで、なんで家計の消費に影響を与えない政府がでてくるのか、そもそんな政府とはなんぞや?などという問題を考えるのもおつかなと思ってます。
とりあえず、私は勝手に2.4を制覇した気になりましたので(爆)、ローマーを読んでみたいなと思ってます。
182 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/18(Thu) 15:12

>>178
「気前のいい海外部門」というのは優れた表現だと思うし、正にポイントを突いていると思う。
このモデルには(1)調整コストと(2)海外部門という二つの要素がラムゼイモデルに加えられている。
なぜ海外部門だけでもなく調整コストだけでもなく、両方一度に追加されているのか考えると
カラクリが見えてくる。
一方、ローマーのqモデルには海外部門はないので、ラムゼイモデルに調整費用を
追加しただけのように見える(あるいは単なる部分均衡モデル)。が、実はそうでは
なくて、海外部門の代わりになるトリックが用意されている。

qモデルは部分均衡では、誰もが理解しているモデルであり、
「qが変化して投資→総需要」という因果性をみな疑問なく受け入れてしまっている。
が、実は一般均衡ではそう簡単ではない。
リソース制約(IS曲線)に海外部門などのある種の残差(歌舞氏の言う「投資2」)がないと、
投資→総需要という因果性は生まれない、というのが、このBFの章のひとつの重要な
メッセージだと思う。


( 役に立った! | 元スレ )
183 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/18(Thu) 15:18

良スレにちゃちゃすまそ。日本が気前良く通貨不足を穴埋め(ファイナンス)しているのに、
ドル建て証券が下がるということは、レートに対して米国は供給力不足だと言えるのかな??
184 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/18(Thu) 15:24

ここは第一チェックポイントだが、残差=投資2の経済学的な意味は、「気前のいい人」、
つまり、なんらかの理由で消費をスムージングしない人という意味だろう。

「消費をスムージングしない人」のバリエーションはいろいろ考えられる。
予てから議論に出てくる「流動性制約」も、「スムージングしない人」の役割を
果たすので、qモデルと組み合わせれば「ケインズ」的な世界を生み出すカギとして
働くというのも、当然の話としてうなづけるのではないか。
「残差」の役割を果たすmicrofoundationが、現実経済でなんであるかを見極めるのは、Microeconometricsの仕事。Macroeconomcsで分かったことは、そういう
「残差」の役割を果たす要素が必要だという一般的なメッセージだけということになる。

次の問題は、ここまでのザモデルでは、結局、どうやっても政府消費の増加は、家計消費に
とって(長期的には)マイナスだという点。これをどう克服するかは、議論が分かれる
ところだろう。
185 名前:一夢庵 投稿日:2002/07/19(Fri) 04:59

>>181

>私は勝手に2.4を制覇した気になりましたので(爆)、ローマーを読んでみたいなと

あ、早くも置いてきぼりをくっている。 まあ、ザ・モデルもマクロ経済学も
一夢庵にとってははじめてきた見知らぬ街なのでのんびり散歩しながらいきます。

金土日は仕事でかなり遠くに出張なのであまり登場できません(なるべく見ます)が、
帰ってきたら「ザ・モデル論争」終わってたりして(藁
186 名前:歌舞音曲 投稿日:2002/07/20(Sat) 01:05

一夢庵さん、そんな焦って先には行きませんよ。このスレを読む人には、論文書くより苺が好きな院生も多いでしょうから、彼らのためにも(う、えらそ)そしてなによりも自分のためにRomerとかBlanchard and Fisherとか最近の論文とかをゆったり(ときにはおおぼけかましながら)やっていきましょうよ。僕は後者は全部読んだのですが、前者はまだ読んでいないので最初の方からぺらぺら拾い読みしてます。後者は理論の含意がなかなか一読程度ではわかりにくいですが、前者はわかりやすいところが逆に落とし穴になってますね。月曜日に再開しましょね。一応、僕はRomerをまとめますが、もちろん必要あればB.Fにも戻りますよ。
187 名前:遠い目をして口笛を吹く院生その1 投稿日:2002/07/20(Sat) 17:28

>論文書くより苺が好きな院生も多いでしょうから、
いや、本当に苺が好きなだけですってば。
決して論文から逃避しているわけではありません…。

でもやっぱり、逝ってきまーす(血涙。
188 名前:歌舞音曲 投稿日:2002/07/20(Sat) 23:10

さて一夢庵さんが出張ですが、すこしローマーの「投資」の章を読みながら思ったことを書いときましょう。例によってIQ20以下路線ばく進中ですから間違ってる可能性は大。←予防線ではなくマジです。あ、それと「遠い目をした院生」(=血涙院生)氏、計算苦手だから適度に補ってね。
このローマーのqモデルは、企業の利潤関数が線形の形で与えられていることがひとつのポイント(ローマー翻訳389頁。利潤は産業全体の資本ストックの減少関数。例示すれば、π(K)=a-bK)。また調整費用関数がB.Fの2.4ほどいきなり難しいタイプではなく二次関数の形(当面、不可逆的な投資などは考えない)であることも意外と重要。ところでその前におさらいで、「消費のスムージング」とか「スムージング」とか一連のザモデル氏の発言に出てくるので
、この考え方を復習しよう。御手元にAbel and Bernankeのマクロのテキストでもあるとベスト。邦訳では上巻の241ページにあります。無差別曲線が原点に向って凸という性格としてこの「消費パターンの平準化動機」いわゆる「消費のスムージング」が表現されている。具体例は、家計はある期間で多くの消費をし、別な期間ではより少ない消費をするよりも、時間を通じて消費を比較的平準化(スムージング)することを好むということです。一言でいえば恒常所得仮説。
189 名前:歌舞音曲 投稿日:2002/07/20(Sat) 23:13

 で、ローマーの本に戻ると、投資を決定する企業はさきほど書いたようにスムージングする必要がない(異時点間の決定を気にしない)主体として考えられる。消費で考えたら線形の効用関数をもつのと同じ。
 興味深いのは、やはり「有効需要の原理」モドキというか投資が総需要に影響を与えるという問題をこのローマーのqモデルで考えるときにでてくる。先にも触れたがB.Fの2.4では「投資2」のようなものが存在するから、ある一時点では必ずしも総需要と総供給は一致する必要はない。で、そのときの「投資2」とはザモデル氏の指摘の通り、線形の効用関数をもつ主体と同じことを意味しているから「スムージング」しない主体。この主体が存在するからB.Fでは投資から総需要の変動が担保されていた。その一方でローマーの方は直接、qの変化→投資の変化が起る。182氏のいうようにこれは部分均衡的であり、一般均衡的に見るにはB.F2.4でのヒントが大きくものをいうことになる。
ただローマーで興味深いのは8.5のマクロ的な産出量の変動(下世話にいえば構造改革による総供給の変化)が、産業の需要を喚起するという事例である。翻訳の402ページをみてほしい。総供給(Y)が総需要サイド(C+I)をどう変動させていくか、という問題をローマー的世界をBF2.4節的に考える上で歌舞的には示唆するものがあった。ちなみにこの発想はドケインジアンとして書いているのではないことはいうまでもない 藁

で、184氏のいう政府支出が長期的にはどうやっても家計の消費を押し下げるという論証は、B.Fの2.3節で展開されている。これに関して家計の流動制約をめぐる論戦が金子スレでもあったはず。これをまとめていくという方向でいいのか(そのときは何読めばいいんだろ?。それともまだローマーで議論しとかなくちゃいけないところ、あるいはお前何勘違いしてる!なんてところある?>血涙院生氏、すりらんか氏あるいは184氏?
190 名前:歌舞音曲 投稿日:2002/07/21(Sun) 06:17

う、誰も返事してくれない。まあいいか、自問自答的にそうだなあ、次は流動性制約について基礎からまとめてみようかな。とりあえず寝よ。
191 名前:血涙院生 投稿日:2002/07/21(Sun) 14:21

なんかコテハンが変わってる。
ま、いいか。

>歌舞音曲氏
孤軍奮闘ですねー(笑)。
血涙、夏休みを前に、なさねばならぬことが盛りだくさん。
おいおい、追いついていく予定デース。
明日には一無庵さんも帰ってくるでしょうから、
しばしお待ちを。
192 名前:血涙院生 投稿日:2002/07/21(Sun) 14:36

あ、字間違えた。
一夢庵さん失礼。





お問い合わせ