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金子スレッド

306 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/16(Tue) 23:12

その上で敢えてshort cutをやってみる。理解出来なければ、もっと前のステップに戻るしかない。
まず、私はKiyotaki/Mooreモデルが日本経済の現状を説明出来るとは言っていない。
ひとつのカギを提供していると言っただけだ。そのカギというのは、資本市場の不完全性から、
「資金配分のallocationが歪んでいる」という状態を指す。
高生産性企業に資金が余剰か過少かという「方向性」は本質的ではない。
単純に足りないか余っているかというスカラーの考え方は、いわゆるドマクロ特有のものだ。
本質的に問題なのは、「歪んでいる」こと自体であって、「どちら方向に」歪んでいるかは
問題ではない。言い方を変えると、「貸し渋り」も「追い貸し」も同じ現象の表と裏なのだ。
どちらもefficientな資金配分から乖離している可能性があるから問題。

仮に高生産企業に資金が「余って」おり、低生産性企業に資金が「足りない」としよう。
(このobservationすら、私は正しいかどうか知らないが)
この場合でも、やはり「投資機会が全て利用されていない」という意味で「歪んだ配分」
であり、Kiyotaki/Mooreの設定の本質部分が全く有効であることが分かるだろうか?
もし分からなければ、一旦、Kiyotaki/Mooreは全て忘れて、一から私の議論に付き合うしかない。
307 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/16(Tue) 23:13

ザモデルの理解に関する訓練のないモノが、いきなり高度に様式化されたザモデルを見ても、
どこが本質的な仮定なのか分からず、的外れな理解をしてしまうことはよくある。
だから、いきなりモデルをデータに当てはめずに、まずは、モデルの本質を理解するために
ステップを踏む必要がある。それをPh.D.プログラムの学生(従って欧米の研究者は全て)は
みなやっているのだ。それをスキップして、いきなりKiyotaki/Mooreから現実経済に
行こうというのは普通は無理な話。そういうことが出来るのはtop schoolのtop studentだけだろう。
私がやれることは「最短距離」で、つまり必要なセオリー(ザモデルのバージョン)だけを
pick upして、現実経済についての議論が出来るレベルの先端の経済理論までガイドすることだ。

蛇足だが、私の学部時代の教官の持論も「まずは理論を理解して、それからデータを見なさい」
というものだった。これは理論の本質を理解していないと、データを説明しようとするときに
理論の拡張の仕方が分からないからということに他ならない。
308 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/16(Tue) 23:34

>仮に高生産企業に資金が「余って」おり、低生産性企業に資金が「足りない」としよ
>う。
>(このobservationすら、私は正しいかどうか知らないが)
>この場合でも、やはり「投資機会が全て利用されていない」という意味で「歪んだ配
>分」
>であり、Kiyotaki/Mooreの設定の本質部分が全く有効であることが分かるだろうか?

ここはメモしておこう。もうすでに知らないうちに不完全競争モードに逝ってしまって
いたのね(泣)だって完全競争で、裁定機会が残っているなんてありえないじゃん。
マクロ厨なので、質問ですが、投資機会ってのは何?
309 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/16(Tue) 23:55

>>282

peipei?
310 名前:松本 投稿日:2002/07/17(Wed) 00:12

労働力の価値と労働時間の関係について教えて下さい
311 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 00:20

>>310
労働時間はなあ、たくさん労働したくなったら伸びるんだよ。
たくさん労働するのはなあ、たくさん金が欲しいからなんだよ。
たくさん金のいらねえやつは、たくさん労働しねえんだよ。

それで納得したくないやつは一生かけて資本主義についての思索でもしておけ。
ただし公の場に出てくるなよ。それから、マルチポストうぜえよ。
312 名前:ドラエモン 投稿日:2002/07/17(Wed) 00:29

>ALL

>>296の提案に意見のある方、お返事下さい。邪魔してスマソ>M1 and The Model
313 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:28

>>308
「不完全競争」というのは、あまり具体的でないので私は好まない。
monopolistic competitonとか、incomplete capital market (inperfect information)
などの具体的な言い方の方がspecificで議論しやすい。
完全競争vs不完全競争という対比は、議論を矮小化してしまうように思う。
314 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:30

>>296
反対。貴方の勉強よりはザモデル氏の議論の行方に興味があるので。
このスレと貴方のスレとは両立しないだろうから。
315 名前:47 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:31

どらさん、おかえりなさい。
興味あるので、ROMします。邪魔するとわるいので・・・。
理論的にわからないところは「初学者・・・」で質問
させてください。
316 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:37

>>312
Blanchard/Fischerの2章から始めるといいと思う(ラムゼイとqモデルの対比)。
New islmを学ぶのであれば、あまり、micro foundationの詳細な導出に拘り過ぎず
(どうせ後づけなので)、McCallum/Nelson等の簡易型new islmをreviewすることを
薦める。その方が入りやすい。
CalvoやRobertの源流系や、Rotemberg、Galiなどのnew islm擁護派本丸に手を出して
嵌まってしまう手合いが多いので、以前も書いたが、批判派の論文Benhahib/Uribeを
毛嫌いせずに読むことを薦める。シンプルで本質がよく見える一方、最近、大流行の
FTPL(物価の財政理論)についても、あっという間に理解出来るのでその点でも一石二鳥。


( 役に立った! | 元スレ )
317 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:38

>>313
ザモデル氏
ミクロだと、不完全競争は、企業数だけでいっても1個から無限大まで
いろいろバリエーションがあるし、個人的には情報の問題はいってくる
ときのマクロモデルの処理の仕方を知らないので、ミクロ基礎を切り替える
時は具体的なモードを宣言して参考文献をあげてもらえると、ミクロ基礎の
方に関心を持っている1読者としては嬉しいです。
318 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:41

>>317に自己レスです。

マクロモデルってのはザモデルって意味です。ミクロ基礎の導出は飛ばすんですね。
わかりました。ちなみに私はnew islmというのをろくに知らないので、ドラエモン
にはnew islmを勉強するスレをたてることキボンだな。すると平行していいのでわ。
319 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:43

ところで政府支出が家計消費にプラスの理由は、流動性制約で満場一致なのだろうか?

また、すりらんか氏は、「財政支出の中身が大切」と発言していたように思うが、
それはどういう意味か?
「穴を掘って埋める」式の政府支出増は、マイナスの効果しかもたいないのか?
320 名前:ドラエモン 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:44

>>316

ここでの議論に関する限り、ケインズとかISLM擁護といった「不純」な動機は全くないので
先端部分への最短距離を行ければいいと思ってます。ですから、McCallumとBenhahib/Uribeで
十分でしょう。でもまあ、>>314みたいな意見も当然あるわけでどうしたもんか。一人でやるか。
321 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:46

>>319
それはリカーディアンはどこにいったということで、未だ決着はないはず。
322 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:50

>>318
「飛ばす」とまで言うと、ちょっと言い過ぎだろう。
完全に飛ばすのなら、古代islmモデルで構わないので。
少し勉強してみれば分かるが、本気でmicro foundationを気にしている
連中というのは、本当に「本気」なのだ。世界を再現しようとしているように見える。
それはそれで滑稽だと思う。モデルというのは、何かは必ずsimplifyしないと
意味がないのだから。結局、new Keynsian Phil. Curveを導出するだけのために、
10ページも理屈をこねられても付き合い切れないと私は思ってしまう。

その点、McCallumは確信犯的に、「まあ、こんなものだろう」的な簡便な議論を
してくれいてありがたいということ。
もちろん、new islmを突破口に本気で自分でmodel buildする人は、
本気の導出過程をreviewすることは必要だろう。が、この板でそこまでするのは、
非効率だと思う。
323 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:56

>連中というのは、本当に「本気」なのだ。世界を再現しようとしているように見える。

すこし受けた。でもザモデルでも市場構造を前提にしてその均衡の動きを考察
しているわけだから、ミクロ基礎ってのはある意味世界を再現しているというのに同意。ここでやるのは非効率にも同意しました。
たまにこれはわかりやすいというのを示してください。

#完全に飛ばすとislmってなら、なんとなく、そこでのミクロ基礎ってのは、
右上がりと右下がりを出すためにがんばっている中級ミクロと一緒くらい
手間ヒマかかりそうだ。
324 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 01:58

>>317
もちろんmonopolistic competitionの出典は、Blanchard/Kioyatakiで、
ローマーにも載っているが、実際のところ、日本経済にそのまますぐに応用できる
モデルなどというのは、殆どないと思う。
もともとアメリカの研究者の問題意識も経済に対する見方も日本人のそれとは
大きく異なる。その点、ヨーロッパ系の研究者の方が日本人はsynpathizeしやすい
かも知れない。
不完全な資本市場についての研究で、もっともinspiringなのは、
Holmstrom/Tirole(1998) in JPEだろう(この論文がマクロなのかマイクロなのか
誰か区別出来るのならしてもらいたい)。これに関連して、斎藤・柳川編で
「流動性の経済学」という本が出ている。
が、いきなりこのあたりに手を出すことはお薦めしない。
325 名前:俺の名無しさん 投稿日:2002/07/17(Wed) 02:05

>>324
著者の名前だけならゲームによる市場の分析かな。ゲームまんせースマソ。
そのころだと、Tiroleはbottle neckとか色々研究しているよね。
Holmstromは契約理論の大家だし。そういうのももうザモデルのミクロ基礎に
取り込まれているのか。すごいな。
monopolistic competitionの方は、教科書レベルでメジャーだね。
326 名前:ドラエモン 投稿日:2002/07/17(Wed) 10:01

しかし黙ってられない性分は変わらないので一言>ザモデル氏

資源配分の歪みの一種ではなく一般を「不況」と定義するのは、いくらなんでも不当な
一般化ではないか?それじゃあ、金融政策がアコモディトしたという意味でのバブルも
過剰な資本蓄積誘導した高度成長も、みんな不況になるのでは???





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